空色の指先

(かぜよかぜよひろいこころ)

風よ風よ　広い心

(わたしにもおしえてねはこんできて)

わたしにも教えてね　運んできて…

(ふるえるほどうれしいあさ)

ふるえるほど嬉しい朝

(なみだがひかってほほえんでいるみたい)

涙が光って　ほほえんでいるみたい

(むくちなひとみにむじゃきなゆめを)

無口な瞳に無邪気な夢を

(ふきこむかぜになりたいとおもう)

吹き込む風になりたいと思う

(あいときぼうをかきまぜながら)

愛と希望を　かき混ぜながら

(くさのうえをすべってゆくそらいろのゆびさき)

草の上をすべってゆく　空色の指先

(かぜよかぜよひろいこころ)

風よ風よ　広い心

(わたしにもおしえてねはこんできて)

わたしにも教えてね　運んできて

(あおいそらがまぶしすぎて)

青い空が　眩しすぎて

(おもわずまぶたをぎゅっとつぶっていたよ)

思わず瞼を　ぎゅっとつぶっていたよ

(とざしたこころになないろのゆめ)

閉ざした心に七色の夢

(とどけるかぜになりたいとおもう)

届ける風になりたいと思う

(やさしいおとでまどをたたいて)

優しい音で　窓を叩いて

(くものかげをえがいてゆくそらいろのゆびさき)

雲の影を描いてゆく　空色の指先

(かぜよかぜよとおいひびを)

風よ風よ　遠い日々を

(もういちどあざやかにはこんできて)

もう一度鮮やかに　運んできて

(くものかげをえがいてゆくそらいろのゆびさき)

雲の影を描いてゆく　空色の指先

(かぜよかぜよとおいひびを)

風よ風よ　遠い日々を

(もういちどあざやかにはこんできて)

もう一度鮮やかに　運んできて

(はこんできて)

運んできて…