「わるいくすり」/DADAROMA

(あさからあめがふってたよるにはやむのかな)

朝から雨が降ってた　夜にはやむのかな

(きみはかさももたずにそとにでるからしんぱいだよ)

君は傘も持たずに外に出るから　心配だよ

(かさをもってくよひとつしかないけれど)

傘を持ってくよ　ひとつしかないけれど

(かさをもってくよちいさくてたよりないけれど)

傘をもってくよ　小さくて頼りないけれど

(なみだうつろうまちかど)

涙、虚ろう街角

(みちゆくひとのかおをながめあるきつづけていた)

道ゆく人の顔を眺め歩き続けていた

(やさしいうたをわるいくすりを)

やさしい歌を　わるいくすりを

(うたいつづけるよあいしてるから)

歌い続けるよ　愛してるから

(きみのいたいところはぜんぶはわからないけど)

君の痛いところは　全部はわからないけど

(やまないあめはないなんてうそはつけないよ)

やまない雨はないなんて嘘はつけないよ

(かさをもってくよそれしかできないけど)

傘を持ってくよ　それしか出来ないけど

(かさをもってくよきみとおなじかぜをひかせてよ)

傘を持ってくよ　君と同じ風邪をひかせてよ

(なみだうつろうまちかど)

涙、虚ろう街角

(みちゆくひととかたをぶつけあるきつづけていた)

道行く人と肩をぶつけ歩き続けていた

(やさしいうたをわるいくすりを)

やさしい歌を　わるいくすりを

(うたっているんだよあいしてるから)

歌っているんだよ　愛してるから

(ひとりぼっちでなかないでよ)

一人ぼっちで泣かないでよ

(ぼくもおなじだよおなじきょくをきいてるよ)

僕も同じだよ　同じ曲を聴いてるよ

(かさをもってくよすぐにこわれそうだけど)

傘を持ってくよ　すぐに壊れそうだけど

(かさをもってくよふたりならはいられそうだよ)

傘をもってくよ　二人なら入られそうだよ

(いまあいにいくよ)

いま会いに行くよ

(なみだうつろうまちかど)

涙、虚ろう街角

(きみをさがしてはしることでぼくをたもっていた)

君を探して走ることで僕を保っていた

(やさしいうたをやさしいなみだを)

やさしい歌を　やさしい涙を

(うたわせてほしいあいしてるから)

歌わせてほしい　愛してるから