道標

(おもいでのつまったへやの)

想い出の詰まった部屋の

(かたづけをはじめてみたけど)

片付けを始めてみたけど

(てにとるものひとつひとつ)

手に取る物ひとつひとつ

(きおくがさいせいされる)

記憶が再生される

(きがつけばへやいちめんは)

気が付けば部屋一面は

(せいちょうのきろくあふれていた)

成長の記録あふれていた

(こみあげるおもいはとめる)

込み上げる想いは止める

(ことできずながれるなみだ)

こと出来ず流れる涙

(いろあせてるかべにかざった)

色褪せてる壁に飾った

(しゃしんのなかのははがわらう)

写真の中の母が笑う

(そうだよねいまだよねと)

そうだよね 今だよねと

(うなずいた)

うなずいた

(きづいたよこのみちを)

気づいたよ この道を

(じぶんであるいたから)

自分で歩いたから

(しゃしんだけではわからなかったこと)

写真だけでは分からなかった事

(みえたんだかたちはない)

見えたんだカタチはない

(あいもゆめもきずなも)

愛も夢も絆も

(わたしをささえてくれていること)

私を支えてくれていること

(であいとわかれくりかえし)

出会いと別れ繰り返し

(きみにあやつられたこどうも)

君に操られた鼓動も

(わたしのこころをいっぽいっぽ)

私の心を一歩一歩

(つよくしていたこと)

強くしていたこと

(どうしてかなぁ)

どうしてかなぁ?

(いつのまにか)

いつの間にか

(じぶんでげんかいをきめてさ)

自分で限界を決めてさ

(ゆめみないように)

夢見ないように

(きずつかないようにしてたね)

傷付かないようにしてたね

(あるきだすよこわくはない)

歩きだすよ 怖くはない

(きみがおしえてくれた)

君が教えてくれた

(じぶんのじんせいのしゅやくはわたしだと)

自分の人生の主役は私だと

(わかったんだ)

分かったんだ

(わかれることざせつもしっぱいも)

別れること 挫折も失敗も

(あしたへとつづくみちしるべ)

明日へと続く道しるべ

(すべてをよういされたみらいなんて)

すべてを用意された未来なんて

(うまくいってもつまらない)

うまく行ってもつまらない

(むてっぽうでもてさぐりでも)

無鉄砲でも手探りでも

(じぶんのあしであるいていくほうがいい)

自分の足で歩いていく方がいい

(だいじょうぶだいじょうぶあなたならだいじょうぶ)

大丈夫!大丈夫!あなたなら大丈夫

(あるばむのなかのははがそういうんだ)

アルバムの中の母がそう言うんだ

(しんじてるしんじてるよ)

信じてる信じてるよ

(だれよりもちかくで)

誰よりも近くで

(いつもみまもってるよ)

いつも見守ってるよ

(きづいたよこのみちを)

気づいたよ この道を

(じぶんであるいたから)

自分で歩いたから

(しゃしんだけではわからなかったこと)

写真だけでは分からなかった事

(みえたんだかたちはない)

見えたんだ カタチはない

(あいもゆめもきずなもわたしをささえてくれていること)

愛も夢も絆も 私を支えてくれていること

(こころにいつもありがとう)

心にいつもありがとう

(ははからのおくりもの)

母からの贈り物