ハンアンコタ

(じょうきょうにねんしゃかいじんいちねんめのかれ)

上京二年社会人一年目の彼

(らくしたいらくしたいらくしたい)

楽したい　楽したい　楽したい

(といぷーどるをなでながらいきをつくかのじょ)

トイプードルをなでながら息をつく彼女

(あまえたいあまえたいあまえたい)

甘えたい　甘えたい　甘えたい

(そらはちぢんでしまうんだなぜだかわかるかい)

空は縮んでしまうんだ何故だかわかるかい

(きらきらがとだえちゃうりゆうをしってるかい)

キラキラが途絶えちゃう理由を知ってるかい

(かなしくてもなけなくなるんだわけわかるかい)

悲しくても泣けなくなるんだワケわかるかい

(だからいまをたのしんでゆめをえがいて)

だから今を楽しんで夢を描いて

(おおきくなったらなにになるの)

大きくなったら何になるの

(ねえいつかおとなになったらどこにいくの)

ねえいつか大人になったらどこに行くの

(きっときみはみらいがすきなはずだから)

きっと君は未来が好きなはずだから

(うつむかないできみのために)

うつむかないで君のために

(すっかりつかれてでんしゃにゆられているよる)

すっかり疲れて電車に揺られている夜

(ねむりたいねむりたいねむりたい)

眠りたい　眠りたい　眠りたい

(かっぷめんすすりながらほーむどらまをみて)

カップ麺すすりながらホームドラマを見て

(つながりたいつながりたいつながりたい)

繋がりたい　繋がりたい　繋がりたい

(あおぞらはくれてゆくんだなぜだかわかるかい)

青空は暮れてゆくんだ何故だかわかるかい

(どうしてあのほしだけあかいのかしってるかい)

どうしてあの星だけ赤いのか知ってるかい

(わかったところでどうにもならないことだね)

分かったところでどうにもならないことだね

(まっしろにたのしんでゆめをえがいて)

真っ白に楽しんで夢を描いて

(きみのやんちゃがよびさますいつかのぼうやと)

君のやんちゃが呼び覚ますいつかの坊やと

(そのこのてをひきまえをいくえがおのせなか)

その子の手を引き前を行く笑顔の背中

(かげぼうしのむこうがわにはとおいきおく)

影法師の向こう側には遠い記憶

(だからいまをたのしんでゆめをえがいて)

だから今を楽しんで夢を描いて

(きっときみにもいろいろとあるだろうけど)

きっと君にも色々とあるだろうけど

(めげないでいこうぜってぼくはうたう)

めげないでいこうぜって僕は歌う