意味が分かると怖い話36 概要欄に説明あり
解説
語り手こそが「幽霊」だったのです。
死んだことに気がつかず、住んでいた場所に居座っていた霊にとっては、引っ越してきた生身の人間のほうが、自分の存在に気がつかず、好き勝手に振る舞う異質な存在なのかもしれませんね。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | モロ | 6116 | A++ | 6.3 | 96.6% | 101.2 | 641 | 22 | 19 | 2024/10/28 |
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問題文
(そういえばさ、おれのいえでるんだよね。)
そういえばさ、俺の家出るんだよね。
(おれはそうはなしをきりだすと、ゆうじんが)
俺はそう話を切り出すと、友人が
(でるって、なにがでるんだよ?)
出るって、何がでるんだよ?
(とききかえしてきた。)
と聞き返してきた。
(おれは、さぞあたりまえかのように)
俺は、さぞ当たり前かのように
(ゆうれいだよ!といいかえした。)
幽霊だよ!と言い返した。
(そうするとゆうじんは、)
そうすると友人は、
(へえ。ゆうれいか。)
へえ。幽霊か。
(おれは、ゆうじんにすこしでもきょうりょくをもとめるべく、)
俺は、友人に少しでも協力を求めるべく、
(ゆうれいのとくちょうをはなした。)
幽霊の特徴を話した。
(そのゆうれいっていうのがさ、かぞくのゆうれいっぽいんだけどさ。)
その幽霊っていうのがさ、家族の幽霊っぽいんだけどさ。
(こどももいて、あさからばんまでいるんだよ。)
子供もいて、朝から晩までいるんだよ。
(そのこどもなんて、べっどにまではいってきやがるんだ。)
その子供なんて、ベッドにまで入ってきやがるんだ。
(ゆうじんは、さぞひとごとのようにはなしをきいていた。)
友人は、さぞ他人事のように話を聞いていた。
(おれは、どうすればいいかな?ときいてみた。)
俺は、どうすればいいかな?と聞いてみた。
(ゆうじんは、ふつうにもりじおでもしておけばいいんじゃないか?)
友人は、普通に盛り塩でもしておけばいいんじゃないか?
(おれは、ゆうじんにいわれたことを、いえにかえってからすぐにためそうとした。)
俺は、友人に言われたことを、家に帰ってからすぐに試そうとした。
(しおをもったしゅんかん、)
塩を持った瞬間、
(しおをにぎっているてにげきつうがはしった。)
塩を握っている手に激痛が走った。