悲しみジョニー

(あおいじだいはすぎて)

青い時代は過ぎて

(かぜはひどくなげいた)

風はひどく嘆いた

(ちんけなどくをなめた)

チンケな毒を舐めた

(あかいとりがわらう)

赤い鳥が笑う

(ねぇじょうだんでしょじょにー)

ねぇ冗談でしょジョニー

(まだたいくついろした)

まだ退屈色した

(ようきなはえのうたが)

陽気な蠅の唄が

(むれたそらにひびく)

蒸れた空に響く

(かなしみぶかくうみよりふかく)

悲しみ深く海より深く

(こころにとげをうずめても)

心にトゲを埋めても

(ふしだらなしあわせはぜんぶあげる)

ふしだらな幸せは全部あげる

(なえたはとはびしょぬれ)

萎えた鳩はびしょぬれ

(ありつけるまでわらっててよじょにー)

ありつけるまで笑っててよジョニー

(ゆめのつづきをきかせて)

夢の続きを聴かせて

(もえつきるまでしゃぶってよじょにー)

燃えつきるまでしゃぶってよジョニー

(やぶれたにくをぬらして)

破れた肉を濡らして

(ゆるいきせつのなかで)

ゆるい季節の中で

(あついからはやぶれて)

あつい殼は破れて

(うれすぎたかじつを)

熟れすぎた果実を

(さびたあめがあらう)

錆びた雨が洗う

(あきらめよりもおどけたきすを)

あきらめよりもおどけたキスを

(たのしいうそをささげましょう)

楽しい嘘を捧げましょう

(ありふれたａｈ・・・なみだもひからびた)

ありふれた Ah…涙もひからびた

(うえたそらはちまみれ)

飢えた空は血まみれ

(しらけたよると)

しらけた夜と

(からまってだんすおどろう)

絡まってダンス踊ろう

(かわいたりずむ)

乾いたリズム

(つめたいほのおあびて)

冷たい炎浴びて

(かなしみじょにー)

悲しみジョニー

(あいをなくして)

愛を亡くして

(こころにきずをかくしても)

心に傷を隠しても

(あこがれはままのあまいこもりうた)

憧れはママの甘い子守歌

(あきらめよりもおどけたきすを)

あきらめよりもおどけたキスを

(たのしいうそをささげましょう)

楽しい嘘を捧げましょう

(ありふれたａｈ・・・なみだもひからびた)

ありふれた Ah…涙もひからびた

(うえたそらはちまみれ)

飢えた空は血まみれ

(はりさけるまでなじっててよじょにー)

はり裂けるまでなじっててよジョニー

(えさのありかをおしえて)

エサのありかを教えて

(やみつきるまでだまっててよじょにー)

闇つきるまで黙っててよジョニー

(はだのすきまをさわって)

肌のすき間を触って

(ありつけるまでわらっててよじょにー)

ありつけるまで笑っててよジョニー

(ゆめのつづきをきかせて)

夢の続きを聴かせて

(もえつきるまでしゃぶってよじょにー)

燃えつきるまでしゃぶってよジョニー

(やぶれたにくをぬらして)

破れた肉を濡らして