海より深い空の下

(だれかにとどけこのおもい)

誰かに届けこの思い

(いつでもつよくありたいと)

いつでも強くありたいと

(いつでもよわいじぶんから)

いつでも弱い自分から

(めをそらさないように)

目をそらさないように

(だれかにひびけこのきもち)

誰かに響けこの気持ち

(いつでもやさしくありたいと)

いつでも優しくありたいと

(いつでもさびしいじぶんに)

いつでも寂しい自分に

(そっとめをそらしていた)

そっと目をそらしていた

(みなれたくもりぞらひかりさしますように)

見慣れた曇り空　光刺しますように

(きっとそらはうみよりふかいから)

きっと空は海より深いから

(てんきよほうはあてにならないと)

天気予報はあてにならないと

(じぶんでえらんだくもをならべながら)

自分で選んだ雲を並べながら

(これでいいよとうなずく)

これでいいよと頷く

(きょうもうみよりふかいそらのした)

今日も海より深い空の下

(みんなのはれたえがおをゆめみて)

皆の晴れた笑顔を夢見て

(つたえたいことばをつむぎだしながら)

伝えたい言葉を紡ぎだしながら

(これでいいよとうたいつづける)

これでいいよと歌い続ける

(だれにもとどかないのかも)

誰にも届かないのかも

(なんどもくじけそうになる)

何度もくじけそうになる

(だれかにみつけてほしくて)

誰かに見つけてほしくて

(そっとてをのばしてみた)

そっと手を伸ばしてみた

(ながれるあまつぶがすこししょっぱいから)

流れる雨粒が少ししょっぱいから

(きっとそらはうみよりふかいから)

きっと空は海より深いから

(てんきよほうはあてにならないと)

天気予報はあてにならないと

(ずっとあめにぬれたままうえをむいて)

ずっと雨に濡れたまま上を向いて

(これでいいよとつぶやく)

これでいいよと呟く

(きょうもうみよりふかいそらのした)

今日も海より深い空の下

(みんなのはれたえがおをゆめみて)

皆の晴れた笑顔を夢見て

(ときがながれてけしきがめぐりながら)

時が流れて景色が巡りながら

(これでいいよとうたいつづける)

これでいいよと歌い続ける

(ながいながいあめがやんだときに)

長い長い雨が止んだ時に

(めをはらしていたころのわたしを)

目をはらしていた頃の私を

(あなたたちがみつけてくれたんだよね)

あなた達が見つけてくれたんだよね

(うみよりふかいそらのした)

海より深い空の下

(きっとそらはうみよりふかいから)

きっと空は海より深いから

(てんきよほうはあてにならないと)

天気予報はあてにならないと

(あめあがりぞらのにじをみあげながら)

雨上がり空の虹を見上げながら

(これでいいよとうなずく)

これでいいよと頷く

(きょうもうみよりふかいそらのした)

今日も海より深い空の下

(なみだをえがおにかえていきたいと)

涙を笑顔に変えていきたいと

(つたえたいことばをつむぎだしながら)

伝えたい言葉を紡ぎだしながら

(これでいいよとうたいつづける)

これでいいよと歌い続ける