花のち晴れ/セリフ集

(ひとにえらそうにいっといて、なにがわがままだよ)

人に偉そうに言っといて、何がわがままだよ

(ごちゃごちゃいってねぇで、にげずにてめぇをつらぬけよ！)

ごちゃごちゃ言ってねぇで、逃げずにてめぇを貫けよ！

(ひとりにしてわるかった。たんじょうびおめでとう。めぐみ。)

一人にして悪かった。誕生日おめでとう。めぐみ。

(ばかかてめぇは！なんでしんじねぇんだよ！そんなの、いったくだろ！)

馬鹿かてめぇは！なんで信じねぇんだよ！そんなの、一択だろ！

(あってようがはずれてようが、すきなおんなのいってることしんじなくてどうすんだよ！)

合ってようが外れてようが、好きな女の言ってること信じなくてどうすんだよ！

(こいつのきもちかんがえればわかるだろ！はせ、おまえほんとしょーもねぇな)

こいつの気持ち考えればわかるだろ！馳、お前ほんとしょーもねぇな

(おまえがちゃんとえどがわをつかまえとかないと、だれかにあっというまにとられるぞ。)

お前がちゃんと江戸川を捕まえとかないと、誰かにあっという間にとられるぞ。

(よゆうぶっこいてすかしてないで、こいつをいちばんにかんがえろよ。わかったな？)

余裕ぶっこいてすかしてないで、こいつを一番に考えろよ。わかったな？

(いま、はっきりわかった。おれはえどがわをあきらめない。)

今、はっきり分かった。俺は江戸川を諦めない。

(おれがあきらめるってきめるときまで、まわりがなんていおうとあいつをあきらめない)

俺が諦めるって決めるときまで、周りがなんて言おうとあいつを諦めない

(ふつうのおんなにみえるかもしれないですけど、おれにとってはとくべつなんです)

普通の女に見えるかもしれないですけど、俺にとっては特別なんです

(はじめてのとくべつで、さいごのとくべつなんです)

初めての特別で、最後の特別なんです

(おととのおもいではぜんぶたからものだ。もうおわりにしよう、おと)

音との思い出は全部宝物だ。もう終わりにしよう、音

(ぼくにできることはおとがおとらしくいるためにせなかをおすことだ)

僕にできることは音が音らしくいるために背中を押すことだ

(もうまわりをきにしなくていい、じぶんのきもちにしたがって)

もう周りを気にしなくていい、自分の気持ちに従って

(ありがとう、おと。さいごまでぼくをえらぼうとしてくれて)

ありがとう、音。最後まで僕を選ぼうとしてくれて

(それだけでぼくはじゅうぶんしあわせだよ。ぼくのためにも、わらって)

それだけで僕は十分幸せだよ。僕の為にも、笑って

(まけをしったあなたは、もっとつよくなる)

負けを知ったあなたは、もっと強くなる

(あんたかっこいいよ、しつれんのせんぱいとしていっておく。)

あんたかっこいいよ、失恋の先輩として言っておく。

(これからたのしいことたっくさんあるよ)

これから楽しいことたっくさんあるよ

(あのひあいつとであってせかいがうごきだした)

あの日あいつと出会って世界が動き出した

(たくさんのひとからちからをもらった。たくさんまわりみちをした、けど)

たくさんの人から力をもらった。たくさん回り道をした、けど

(かんぺきをめざしてがんばるおれがいいといってくれたから)

完璧を目指して頑張る俺がいいと言ってくれたから

(めちゃくちゃだけどまっすぐつきすすむつよさをおしえてくれたから)

めちゃくちゃだけどまっすぐ突き進む強さを教えてくれたから

(だいきらいだったじぶんをほんのすこしすきになれた)

大嫌いだった自分をほんの少し好きになれた

(じぶんらしくいられた)

自分らしくいられた

(あいつにあったらなにからはなそう)

あいつに会ったら何から話そう

(ささいだけどとくべつなまいにちのなかで)

些細だけど特別な毎日の中で

(あいつとしたいことがたくさんある)

あいつとしたいことがたくさんある

(あいつのべんとうがたべたい)

あいつの弁当が食べたい

(くだらないいいあいをしたい)

くだらない言い合いをしたい

(あいつにふれたい)

あいつに触れたい

(おなかをかかえてわらいたい)

お腹を抱えて笑いたい

(こんなこといったらわらうかな？)

こんなこと言ったら笑うかな？

(あいつにあったらいおう)

あいつに会ったら言おう

(かぐらぎが)

神楽木が

(えどがわが)

江戸川が

(だいすきだって)

大好きだって

(それから)

それから

(それから)

それから