君に逢いたくて

(きみにあいたくてきみにあいたくて)

君に逢いたくて 君に逢いたくて

(すなおになれないまま)

素直になれないまま

(またきみにつたえられなかった)

また君に伝えられなかった

(ためいきはしろくそらにきえていく)

ため息は白く 空に消えていく

(「ことしいちばんのさむさだって」)

「今年一番の寒さだって」

(みちゆくひとにあこがれて)

道行く人に憧れて

(ほんとうのきもちをしりたいのに)

本当の気持ちを知りたいのに

(どうしてこのてはふるえるのかな)

どうしてこの手は震えるのかな

(きみにあいたくてきみにあいたくて)

君に逢いたくて 君に逢いたくて

(こわれそうなおもいとどかなくて)

壊れそうな思い届かなくて

(わらってもいいの？みつめてもいいの？)

笑ってもいいの？ 見つめてもいいの？

(すなおになれないまま)

素直になれないまま

(はじめてのきすもしらないのに)

初めてのキスも知らないのに

(おとなびてみてはからまわりしたり)

大人びてみては 空回りしたり

(ひつじを１０００びきかぞえたら)

羊を１０００匹数えたら

(ゆめのなかにきみがいたり)

夢の中に君がいたり

(いきをすることさえくるしくなる)

息をすることさえ苦しくなる

(どれだけぼくはぶきようなのかな)

どれだけ僕は不器用なのかな

(きみにあいたくてきみにあいたくて)

君に逢いたくて 君に逢いたくて

(おもえばおもうほどもどかしくて)

想えば想うほどもどかしくて

(だきしめていいの？くちづけていいの？)

抱きしめていいの？ 口づけていいの？

(ことばにできないまま)

言葉にできないまま

(ぼくのこころにとけた)

僕の心に溶けた

(はつゆきとはつこいは)

初雪と初恋は

(まぼろしなのかきせきなのか)

幻なのか 奇跡なのか

(おなじそらみあげてたきみがいたんだ)

同じ空見上げてた 君がいたんだ

(きみにあいたくてきみにあいたくて)

君に逢いたくて 君に逢いたくて

(こわれそうなおもいいまいわなきゃ)

壊れそうな想い今言わなきゃ

(つたえてもいいの？つたえなきゃいいの？)

伝えてもいいの？ 伝えなきゃいいの？

(ふるえるこのてをきみがにぎった)

震えるこの手を君が握った

(きみにあいたくてきみにあいたくて)

君に逢いたくて 君に逢いたくて

(ひとみにうつったきみがわらった)

瞳に映った君が笑った

(「だきしめていいよ」)

「抱き締めていいよ」

(「くちづけていいよ」)

「口づけていいよ」

(ふたりのきょりがとまる)

二人の距離が止まる