帝王教育

(ばかにしないでって)

Baka　ni　shinaide　tte！

(いまはことばじゃ)

Ima　wa　kotoba　ja

(つたえきれないことさ)

tsutae　kirenai　koto　sa

(まだまだまだまだまだまだ)

Mada　mada　mada　mada　mada　mada

(たりないまだまだまだまだ)

tarinai！　Mada　mada　mada　mada

(おしえて)

O　shi　e　te

(わらわないでって)

Warawanaide　tte！

(ふりかえらずに)

Furikaerazu　ni

(あたらしいものだけを)

atarasii　mono　dake　wo

(もっともっともっともっともっともっと)

Motto　motto　motto　motto　motto　motto

(たくさんもっともっともっともっと)

takusan　Motto　motto　motto　motto

(もっともっともっともっと)

motto　motto　motto　motto

(もっともっともっともっと)

motto　motto　motto　motto

(おしえてよ)

O　shi　e　te　よ

(かなあみでかこまれたせまいおくじょうなら)

金網で囲まれた狭い屋上なら

(ながれてくそらなんてきにせずにばいばい)

流れてく空なんて　気にせずにバイバイ

(だれかとつながれたそんなきがしても)

誰かと繋がれた　そんな気がしても

(ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと)

ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと

(なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでさ)

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでさ

(もえあがってあめがふってくすぶって)

燃え上がって　雨が降って　くすぶって

(はいになってはいになってあいになって)

灰になって　ハイになって　アイになって

(おしえて)

お　し　え　て　！

(きみにとっていてもたってもいられないくらい)

君にとって居ても立ってもいられないくらい

(ふかいねらいすましたことばはどこだ)

深い狙い澄ました言葉はどこだ？

(はいこれとさしだすんじゃそりゃいつわりだ)

はいコレ！　と差し出すンじゃそりゃ偽りだ

(みせてみなかくしもったないふを)

見せてみな　隠し持った内府を！

(かざみどりはきにしないほうこうへ)

風見鶏は気にしない方向へ

(らしんばんがさししめしたそのほうこうへ)

羅針盤が指し示したその方向へ

(こんなふうじゃたいろなんてあてんなったもんじゃない)

こんな風じゃ退路なんて当てンなったもんじゃない！

(きみがすいたこどくを)

君が好いた孤独を

(おしえておしえておしえておしえておしえてよ)

教えて　教えて　教えて　教えて　教えて　よ

(しゃららららひとしれずないたあのひのことが)

Shalalalala　人知れず　泣いたあの日のことが

(しゃららららだれかへときづかれてしまわないうちに)

Shalalalala　誰かへと　気付かれてしまわないうちに

(しゃららららいまはまだすこしふるえたままでも)

Shalalalala　今はまだ　少し震えたままでも

(しゃららららよるをこえたどりつくこときめたんだよ)

Shalalalala　夜を越え　辿り着くこと決めたんだよ

(ありふれたひびですがなつかしくありたくて)

ありふれた　日々ですが　懐かしく在りたくて

(できるならこのままでもうすこしいたいので)

出来るなら　このままで　もう少し居たいので

(ありふれたことばですがつきがきれいにあがるまで)

ありふれた　言葉ですが　月が綺麗に上がるまで

(できるならいまのままでもうすこしいてもいいですか)

出来るなら　今のままで　もう少し居てもいいですか？

(どうしてうつくしくさくはなほどすぐにかれてゆくのかな)

どうして　美しく咲く花ほど　すぐに枯れてゆくのかな

(それともかれるからうつくしいのかな)

それとも　枯れるから美しいのかな

(いきをとめてみるこのこどうをまぶたをとじたしかめる)

息を止めてみる　この鼓動を　目蓋を閉じ確かめる

(かなしみだけじゃおわらないことばを)

悲しみだけじゃ終わらない　言葉を

(おしえておしえておしえてよ)

教えて　教えて　教えてよ