意味が分かると怖い話43 概要欄に説明あり
解説
殺したのは郵便配達員。
殺害理由は配達が面倒になったからといったところであろうか…
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問題文
(おれはもうにんげんかんけいにつかれた。)
俺はもう人間関係に疲れた。
(なので、だれもこないだろうやまおくにすむことにした。)
なので、誰も来ないだろう山奥に住むことにした。
(しかし、おれにはまごがいる。)
しかし、俺には孫がいる。
(まごにあえないのがゆいいつのこころのこりといったところであろうか。)
孫に会えないのが唯一の心残りといったところであろうか。
(こうしてすごしているうちに、)
こうして過ごしているうちに、
(おれのもとに)
俺のもとに
(いっつうのてがみがとどいた。)
一通の手紙が届いた。
(そのてがみは、まごからのものだった。)
その手紙は、孫からのものだった。
(ないようはげんきにしているか?というものだった。)
内容は元気にしているか?というものだった。
(おれはすごくうれしくなった。)
俺はすごくうれしくなった。
(つぎのひも、またそのつぎのひも)
次の日も、またその次の日も
(すうかげつかんまいにちてがみがとどくようになった。)
数か月間毎日手紙が届くようになった。
(そうしてすごしていたあるひ、)
そうして過ごしていたある日、
(とつぜんてがみがとどかなくなった。)
突然手紙が届かなくなった。
(どうしたのだろうかとしんぱいしていると)
どうしたのだろうかと心配していると
(まごがなくなっているということをしった。)
孫が亡くなっているということを知った。
(さらにまごは)
さらに孫は
(なにものかによっててにかけられてしまったということもしった。)
何者かによって手にかけられてしまったということもしった。
(おれはすごくかなしくなった。)
俺はすごく悲しくなった。
(そして、はんにんはあきらかにあいつだ。)
そして、犯人は明らかにあいつだ。
(おれはけっしんした。)
俺は決心した。
(「こんどおれのしかいにはいったときはかくごしておけよ」)
「今度俺の視界に入ったときは覚悟しておけよ」
(そうつぶやいてじゅうをみがいた。)
そう呟いて銃を磨いた。