関東軍の参謀本部
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歌詞(問題文)
(ともにきずこうごぞくきょうわあじあのあす)
共に築こう五族協和 アジアの明日
(まだそんなことをいっているのか いいかげんにやめろ)
まだそんなことを言っているのか いい加減にやめろ
(しかしまんしゅうにまんもうかんちょう そしてにっぽんみんぞくがきょうわするくにをつくり)
しかし満州に 満 蒙 漢 朝 そして日本民族が協和する国をつくり
(びょうどうにくらすこれがにっぽんのこくさくではないか)
平等に暮らす これが日本の国策ではないか
(そのりそうをしんじたからこそ たくさんのにっぽんじんがゆめのじつげんのためにたいりくにわたり)
その理想を信じたからこそ 沢山の日本人が夢の実現のために大陸に渡り
(やめろというのがわからんのかきさまは)
やめろと言うのが分からんのか貴様は
(まてまずすぎもとくんのいいぶんをきいてやろう)
待て まず杉本君の言い分を聞いてやろう
(いわせていただきます かんとうぐんそうしれいぶのかんがえていることはりかいにくるしみます)
言わせていただきます 関東軍総司令部の考えていることは理解に苦しみます
(ほう)
ほう
(ごぞくのきょうわがりそうであり ほんとうににっぽんがちゅうごくときょうりょくするのがもくてきならば)
五族の共和が理想であり 本当に日本が中国と協力するのが目的ならば
(なぜちゅうごくのねっかこうあんにせめこむのです)
なぜ中国の熱河 興安に攻め込むのです
(へいちょうざんのむらでおこなわれたざんぎゃくなこうどうを かんとうぐんはずいしょでとっている)
平頂山の村で行われた残虐な行動を 関東軍は随所でとっている
(にどとげりらにきょうりょくさせぬためのとうぜんのそちだ)
二度とゲリラに協力させぬための当然の措置だ
(のうみんがはんぱつするのもむりはない)
農民が反発するのも無理はない
(なぜまずしいのうみんからきょうせいてきにのうさんぶつをきょうしゅつさせるのだ)
なぜ貧しい農民から強制的に農産物を供出させるのだ
(ようするにかんとうぐんは まんしゅうをちゅうごくこうげきのきちにしているのだ)
要するに関東軍は 満州を中国攻撃の基地にしているのだ
(だまれきさまちゅうごくじんのみかたをしてこうぐんのこうどうをひはんするか このひこくみんめ)
黙れ貴様 中国人の味方をして皇軍の行動を批判するか この非国民め
(あんたたちぐんじんはこのひろいちゅうごくとちゅうごくじんを)
あんたたち軍人はこの広い中国と中国人を
(ちからだけでくっぷくさせることができるとおもっているのか)
力だけで屈服させることが出来ると思っているのか
(まあふたりともこうふんするな すぎもとくんきみはいまごぞくきょうわがわがこくさくであるといったな)
まあ 二人共興奮するな 杉本君 君は今五族協和が我が国策であると言ったな
(はいそのとおりです)
はい その通りです
(りそうはりそうでよい だがそのまえに)
理想は理想で良い だがその前に
(まんもうかんちょうのしぞくをしはいせねばならぬ)
満 蒙 漢 朝の四族を支配せねばならぬ
(しはい)
しはい?
(そしてかれらをほごしみちびきりそうにむかうのだ)
そして彼らを保護し導き 理想に向かうのだ
(ほごしみちびき)
保護し 導き
(そうだにっぽんみんぞくはしぞくのうえにいちするしどうみんぞくである)
そうだ日本民族は四族の上に位置する指導民族である
(なんたるごうまん)
なんたる傲慢
(すぎもともっとれいせいになりめをほっぽうにてんじてみたまえ)
杉本 もっと冷静になり目を北方に転じてみたまえ
(そこにはつねにみなみをうかがいあじあをしはいかにおこうとしている)
そこには常に南を窺いアジアを支配下に置こうとしている
(そヴぃえとろしあのすがたがみえるだろう)
ソヴィエトロシアの姿が見えるだろう
(ちゅうごくはこのしろくまのまえではうさぎのようなものだ)
中国はこの白熊の前ではウサギのようなものだ
(げんにしろくまのてはかつてまんしゅうをねらいりょじゅんのみなとまでのびた)
現に白熊の手はかつて満州を狙い旅順の港まで伸びた
(ていせいろしあはしべりあてつどうをまんしゅうのこうやをじゅうだんしてだいれんまでのばし)
帝政ロシアはシベリア鉄道を満州の曠野を縦断して大連まで伸ばし
(ここにみなとをひらきりょじゅんにようさいをきずいてにっぽんほんどをうかがった)
ここに港を開き旅順に要塞を築いて日本本土を窺った
(これをわれわれのちちのせだいがいのちをかけてにちろせんそうをたたかいぬき)
これを我々の父の世代が命をかけて日露戦争を戦い抜き
(こくりゅうこうのきたまでおいはらってくれたのだ)
黒龍江の北まで追い払ってくれたのだ
(もしあのたたかいにやぶれていたら)
もしあの戦いに敗れていたら
(ろしあはちょうせんはんとうをせいあつしにっぽんほんどにせまっただろう)
ロシアは朝鮮半島を制圧し日本本土に迫っただろう
(ちょうせんをとられたらわれわれにっぽんは つねにわきばらにぬきみのたんとうをつきつけられたかたちになり)
朝鮮をとられたら我々日本は 常に脇腹に抜身の短刀を突きつけられた形になり
(にっぽんのあんぜんはききにひんする にっぽんがろしあのぞっこくになるということだ)
日本の安全は危機に瀕する 日本がロシアの属国になるということだ
(だからやられるさきにちょうせんをへいごうし まんしゅうをしはいしようというわけですか)
だからやられる先に挑戦を併合し 満州を支配しようという訳ですか
(まさしくそのとおりだ われわれはにちろせんそういごえたたいりくにおけるけんえきをまもらねばならぬ)
正しくその通りだ 我々は日露戦争以後得た大陸における権益を守らねばならぬ
(まんもうはにっぽんのせいめいせんである)
満蒙は日本の生命線である
(したがってまんもうをちゅうごくからきりはなし わがくにのしはいかにおく)
したがって満蒙を中国から切り離し 我が国の支配下に置く
(これこそだいにっぽんていこくのこくさくである)
これこそ大日本帝国の国策である
(そうおおきなこえをだすな わしにはすぎもとくんのきもちもよくわかる)
そう大きな声を出すな ワシには杉本君の気持ちもよくわかる
(ぐんのこうどうがいきすぎているとはおもわんが)
軍の行動が行き過ぎているとは思わんが
(まんもうのたみにもっとやさしいせいさくがあってもよい)
満蒙の民にもっと優しい政策があってもよい
(ぐんはまんしゅうこくをせんでんし こくみんをてなずけるせんぶこうさくをおこなうため)
軍は満州国を宣伝し 国民を手なずける宣撫工作を行うため
(えいがのかいしゃやしゅっぱんしゃをつくらせしごとをはじめさせておる)
映画の会社や出版社を作らせ仕事を始めさせておる
(えいががいしゃを)
映画会社を?
(そうだしんきょうにきんをかけたさつえいじょをつくり ないちからえいがやどもをよび)
そうだ 新京に金をかけた撮影所をつくり 内地から映画屋どもを呼び
(まんじんともどもはたらかせいっしょにえいがをつくらせている)
満人共々働かせ 一緒に映画をつくらせている
(そのなかにはすぎもとくん きみのしりあいのやまぐちけのちょうじょなんとかいったな)
その中には杉本君 君の知り合いの山口家の長女 何とか言ったな
(あのむすめもくわわっているのだ)
あの娘も加わっているのだ
(よしこさんがそのえいががいしゃに)
淑子さんがその映画会社に
(そうだほうてんのほうそうきょくでのうたがたいへんひょうばんがよかった)
そうだ 奉天の放送局での歌が大変評判が良かった
(ここへつれてきたのもだいせいこうだった)
ここへ連れてきたのも大成功だった
(ちゅうごくごはうまいし どうみてもちゅうごくじんにみえる)
中国語は上手いし どう見ても中国人に見える
(くにじゅうのまんじんどもがおおよろこびしとるそうだ)
国中の満人共が大喜びしとるそうだ
(わたしはかのじょをぐんのせんぶこうさくになどまきこみたくありません)
私は彼女を軍の宣撫工作になど巻き込みたくありません
(なにをいうかいまはひじょうじだ こくみんそうどういんでことにあたらなければならぬ)
何を言うか 今は非常時だ 国民総動員で事に当たらなければならぬ
(にっぽんじんたるものむすめもこどももれいがいではない)
日本人たるもの娘も子供も例外ではない
(すぎもとくんきみもぜひこのしごとのためにちからをかしてくれ)
杉本君 君も是非この仕事のために力を貸してくれ
(ここではきみのりそうをおおいにじつげんしてほしい)
ここでは君の理想を大いに実現してほしい
(ごぞくきょうわおうどうらくどたいへんけっこうである)
五族協和 王道楽土 大変結構である