コールガール

(ああどうもなんかいやってもとびこみたくなるさんばんせん)

ああどうも何回やっても飛び込みたくなる三番線

(しっぱいいじょうにせいしんいじょうがきにふれてきにふれて)

失敗以上に精神異常が気に触れて気に触れて

(まぁどうせいつものじょうざいのんでよこになりゃもうまんたい)

まぁどうせいつもの錠剤飲んで横になりゃモウマンタイ

(けっきょくいつものことといやまぁそうなんだけどもさ)

結局いつもの事と言やまぁそうなんだけどもさ

(ひにひにましていきてづまった)

日に日に増していき手詰まった

(おもいのはけぐちをもとめていた)

想いの吐け口を求めていた

(さくやのよいがまたてつだってつたう)

昨夜の酔いがまた手伝って伝う

(じゅわきのむこう)

受話器の向こう

(あなたにはあたしのねすべてをしっておいてほしいんだ)

あなたにはアタシのね全てを知っておいて欲しいんだ

(きょげんしょうけっぺきしょうしんぱいしょうぜんぶ)

虚言症 潔癖性 心配性 全部

(まだしらないことがもしあるならいつだってどうぞ)

まだ知らない事がもしあるならいつだってどうぞ

(いちからおしえるよいつだって)

一から教えるよいつだって

(ああ)

嗚呼

(ああきょうもちゃくしんりれきをよんでうつになるにじさんぷん)

ああ今日も着信履歴を読んで鬱になる二時三分

(じっそんじじょうはぜったいみないのめをふせてめをふせて)

実損事情は絶対見ないの目を伏せて目を伏せて

(やぁどうもわらっちまうほどほんのうぜんかいぜっこうちょう)

やぁどうも笑っちまうほど本能全開 絶好調

(けっきょくいつものことなんてのははっしやすいけどさ)

結局いつもの事なんてのは発しやすいけどさ

(さびしいよるはさけでものんで)

寂しい夜は酒でも呑んで

(よこしまなきたいでぱぶくろーる)

邪な期待でパブクロール

(うきよはだれもがひとりぼっちされど)

浮世は誰もがひとりぼっちされど

(こどくのぎそう)

孤独の偽装

(あたしにはあなたをあいすすぐれたさいのうがあるの)

アタシにはあなたを愛す優れた才能があるの

(じゅんじょうあいじょうかじょうにいじょう)

純情 愛情 過剰に異常

(いまはまだいみふめいなんしょくしめすあなたも)

今は未だ意味不明 難色示すあなたも

(わかるようになるわいつのひか)

分かるようになるわいつの日か

(あなたのこえがききたくなった)

あなたの声が聞きたくなった

(からちのさけひのさけにがいさけ)

から血の酒 火の酒 苦い酒

(だれでもいいのなんでもいいのつたう)

誰でもいいの何でもいいの伝う

(なみだのいろ)

涙の色

(はなからねあたしのねことばにいみなんてないんだ)

ハナからねアタシのね言葉に意味なんて無いんだ

(ふみんしょうふかんしょうせいしんいじょうのけっか)

不眠症 不感症 精神異常の結果

(でいねいとめいていのあいまでよごれたあいを)

泥濘と酩酊の合間で汚れた愛を

(まじえつづけるのさいつまでも)

交え続けるのさいつまでも

(ああ)

嗚呼