INDETERMINATE UNIVERSE

(あかいあかいそのちしおにうかびあがる)

赤い赤い　その血潮に浮かび上がる

(ひととひとならざるものたちのふきょうわおんいまよあけまえ)

人とヒトならざる者達の不協和音　いま夜明け前

(もういちどあのひのけしきよこがお)

もう一度あの日の景色　横顔

(とどかないとなりできみがいつもどおりわらう)

届かない　隣でキミがいつも通り笑う

(ぼくらはねがい、ゆめをつないだ)

僕らは願い、夢を繋いだ

(みえないきりのなかで)

見えない霧の中で

(なのにせかいはうそだらけけついゆらいで)

なのに世界は嘘だらけ　決意揺らいで

(きみがのこしたやさしいうたを)

キミが遺した優しい歌を

(みうしなわないようにどうかあしたも)

見失わないように　どうか明日も

(ちかいみらいさえわずかないとたぐるようなものだけど)

近い未来さえ　僅かな糸手繰るようなものだけど

(もうとまれないふかくていゆにばーすいまだれのため)

もう止まれない　不確定ユニバース　いま誰の為

(もうにどとうばわれないようにとちかうけど)

もう二度と奪われないようにと誓うけど

(それでもふたたびこのみせんじょうにとうじつづけよう)

それでも再び　この身戦場に投じ続けよう

(ぼくらはまどい、こえをあらげた)

ボクらは惑い、声を荒げた

(さめないゆめのなかで)

覚めない夢の中で

(そうさあるかもわかんないようなこたえがほしくて)

そうさ　あるかもわかんないような答えが欲しくて

(きみがのこしたかすかなものを)

キミが遺した幽かなものを

(だきしめたこのてにどうかあしたを)

抱きしめたこの手に　どうか明日を

(みらいをしんじたくてとびらをたたけば)

未来を信じたくて　扉を叩けば

(ゆめかまぼろしかめぶいたものが)

夢か幻か　芽吹いたモノが

(ぼくらはねがい、ゆめをつないだ)

ボクらは願い、夢を繋いだ

(みえないきりのなかで)

見えない霧の中で

(なのにせかいはうそだらけけついゆらいで)

なのに世界は嘘だらけ　決意揺らいで

(きみがのこしたやさしいうたを)

キミが遺した優しい歌を

(みうしなわないようにどうかあしたも)

見失わないように　どうか明日も

(むくわれるそのひまでああ)

報われるその日まで　嗚呼