愛の歌なんて

(あるいてあるいてそらのしたたえきれなくなったこころは)

歩いて歩いて空の下　耐えきれなくなった心は

(かみさまがおしえてくれそうなまほうのくにをさがそうとしたんだ)

神様が教えてくれそうな　魔法の国を探そうとしたんだ

(あのこみたいになりたくて)

あの子みたいになりたくて

(きょうもわらってうそをついているぼくは)

今日も笑って嘘をついている僕は

(しろいがめんとにらめっこほらひとりじゃないよってしんじて)

白い画面とにらめっこ　ほら一人じゃないよって信じて

(だけどおかしいんだふじゆうはないだけどなにもかもたりていない)

だけどおかしいんだ不自由はない　だけど何もかも足りていない

(どうしてきみはそこにいるどうしてぼくがそこにいない)

どうして君はそこにいる　どうして僕がそこにいない

(あいのうたなんてうたえるかよ)

愛の歌なんて歌えるかよ

(ばかみたいばかみたいばかみたいじゃないか)

バカみたいバカみたい　バカみたいじゃないか

(だれかのためにいきようだなんて)

誰かのために生きようだなんて

(そんなひきょうくさいことばがききたいわけじゃないでしょう)

そんな卑怯くさい言葉が　聞きたいわけじゃないでしょう

(きみがとなりにいてくれるなら)

君が隣にいてくれるなら

(あすなんていらないとおもえちゃうようなひもあったよ)

明日なんていらないと思えちゃうような日もあったよ

(だけどけっきょくぼくはぼくだっただからだれよりもあいしてた)

だけど結局僕は僕だった　だから誰よりも僕は愛してた

(どうしてきみはそこにいるどうしてほんとうはわかってる)

どうして君はそこにいる　どうして本当はわかってる

(あいのうたなんてうたえるかよあいのうたなんてうたえるかよ)

愛の歌なんて歌えるかよ　愛の歌なんて歌えるかよ

(すべてがとおざかっていくまいにちにあいのうたなんてうたえるかよ)

全てが遠ざかっていく毎日に　愛の歌なんて歌えるかよ

(あいのうたなんてうたえるかよ)

愛の歌なんて歌えるかよ

(ばかみたいばかみたいばかみたいじゃないか)

バカみたいバカみたい　バカみたいじゃないか

(かっこうつけなくていいよだなんてやさしいふりしたことばじゃ)

格好つけなくていいよだなんて　やさしいフリした言葉じゃ

(どうしようもなくなってるんだ)

どうしようもなくなってるんだ

(あいのうたなんてうたえるかよ)

愛の歌なんて歌えるかよ

(ばかみたいばかみたいばかみたいじゃないか)

バカみたいバカみたい　バカみたいじゃないか

(だれかのためにいきようだなんてそんなひきょうくさいことばがききたいわけじゃない)

誰かのために生きようだなんて　そんな卑怯臭い言葉が聞きたいわけじゃない

(そんなみみをふさぎたくなるようなことばじゃないんだよ)

そんな耳を塞ぎたくなるような　言葉じゃないんだよ