花チル夜道

(ひらひらとさくらがふいにかぜをよんだ)

ひらひらと桜がふいに風を呼んだ

(ためいきがいえないことばさがしあてる)

ため息が言えない言葉　探しあてる

(こころがかわくしせんがとまるほしぞらがまう)

心が渇く　視線が止まる　星空が舞う

(にぎりしめていたてが)

握りしめていた手が

(いつのまにかほどけて)

いつのまにか解けて

(まぶしかったきもちは)

眩しかった気持ちは

(もうこのままもうみえなくなるの)

もうこのまま　もう　見えなくなるの

(こいをまだおわりにしたくない)

恋をまだ終りにしたくない

(こんなにそばにいるのに)

こんなにそばにいるのに

(すきだっていってくれた)

好きだって　言ってくれた

(こえがきこえてる)

声が　聴こえてる

(なみだいまあふれるまえに)

涙いまあふれる前に

(ふたりにもどりたいんだ)

ふたりに戻りたいんだ

(ひとりでは)

ひとりでは

(かえれないよどうかわたしだけ)

帰れないよ　どうか　私だけ

(もういちどおもいだして)

もう一度思いだして

(じかんがゆがむこたえがかわるおもいでがちる)

時間がゆがむ　答えが変わる　思い出が散る

(ゆらゆらとみなもにつきのかげがみちた)

ゆらゆらと水面に月の影が満ちた

(さよならがはじまるときをそっとにげる)

さよならがはじまる瞬間をそっと逃げる

(ここがおなじばしょでも)

ここが同じ場所でも

(すべてあのひとちがう)

すべてあの日と違う

(めぐりあったきせつは)

めぐりあった　季節は

(ねぇどうしてねぇくるしませるの)

ねぇ　どうして　ねぇ苦しませるの

(こんやそのせなかはみたくない)

今夜その背中は見たくない

(あなたをちゃんとみつめたい)

あなたをちゃんと見つめたい

(すきだっていってほしい)

好きだって　言って欲しい

(ずっとこれからも)

ずっと　これからも

(なみだにはできないような)

涙にはできないような

(さみしさがもしあるなら)

さみしさがもしあるなら

(わたしには)

私には

(かくさないでどうかしあわせを)

隠さないで　どうか　幸せを

(もういちどおもいだして)

もう一度思い出して

(のこしてきたしゃしんは)

残してきた写真は

(えがおがかなしくなる)

笑顔が悲しくなる

(やさしかったあなたと)

優しかったあなたと

(もうこのままもうあえなくなるの)

もうこのまま　もう逢えなくなるの

(こいをまだおわりにしたくない)

恋をまだ終わりにしたくない

(こんなにそばにいるのに)

こんなにそばにいるのに

(すきだっていってくれた)

好きだって　言ってくれた

(こえがきこえてる)

声が　聴こえてる

(なみだいまあふれるまえに)

涙いまあふれる前に

(ふたりにもどりたいんだ)

ふたりに戻りたいんだ

(ひとりでは)

ひとりでは

(かえれないよどうかわたしだけ)

帰れないよ　どうか　私だけ

(もういちどおもいだして)

もう一度思い出して

(こころがかわくしせんがとまるほしぞらがまう)

心が渇く　視線が止まる　星空が舞う