琥珀ト瑠璃ノ輪舞曲
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歌詞(問題文)
(すすけたがらすだまあわいつきとあおいよる)
すすけた硝子玉 淡い月と 碧い夜
(それだけをうつしてときのはこによこたわっていた)
それだけを映して時の函に横たわっていた
(やさしくふれたゆびくるりくるりまかれてく)
優しく振れた指 轉々捲かれてく
(ぜんまいのまほうがこわれていたたましいにかかった)
発条の魔法が 壊れていた魂にかかった
(くらくくすんでいたせかい)
暗く くすんでいた世界
(いろをあたえてくれたああせんりつは)
色を与えてくれた 嗚呼 旋律は
(このくちゆくみすらすくう)
この朽ちゆく身すら救済う
(おどろうただそのいのままにんぎょうにいしはいらない)
踊ろう唯 その意の侭 人形に意思は要らない
(おうごんのくりいとがつむいでくおとぎばなしがひとつだけのしんじつ)
黄金の繰糸が紡いでくお伽話が 一つだけの真実
(それいがいすててしまおう)
それ以外棄ててしまおう
(あこがれがしみついたこはくもぜつぼうがしみついたるりも)
憧れが染み付いた琥珀も 絶望が染み付いた瑠璃も
(かげんのみかづきのかけたかげのひとひらを)
下限の三日月の欠けた影の一片を
(つくろってくれたからひとのかたちをまとえたんだ)
繕ってくれたから人の形を纏えたんだ
(とけいのはぐるまがくるりくるりまわりだす)
時計の歯車が轉々廻りだす
(ちょうりつしのふるうたくとこそがいのちのりずむさ)
調律師の振るう指揮棒こそが命の鼓動さ
(たとえくずれていくせかい)
例え 崩れていく世界
(ついえてしまおうともああかまわない)
潰えてしまおうとも 嗚呼 構わない
(そういたみなどないすくい)
そう 痛みなどない救済
(うたおうただほしいのはかんぺきなわをなすろんど)
歌おう唯 欲しいのは 完璧な環を成す輪舞曲
(おうごんのこといとがかなでゆくあやなるしらべ)
黄金の琴糸が奏でゆく絢なる調べ
(たったひとつのほし)
たった一つの星
(このたましいもえつきても)
この魂 燃え尽きても
(とけてゆくがらすにもうつそう)
溶けてゆく硝子にも映そう
(えいえんにきえはしないあいを)
永遠に消えはしない 愛を