よいこのくすり

(しってしまったらやめられなくなる)

知ってしまったら やめられなくなる

(きょうみほんいからやみつきにかわる)

興味本位から 病みつきに変わる

(おいしいごはんとあたたかいねどこ)

おいしいご飯と あたたかい寝床

(ずきなひとの)

好きな人の

(やさしいえがお)

優しい笑顔

(あはははははは)

あはは　はは　はは

(たらりら)

たらりら

(あはははははは)

あはは はは はは

(それはごうほう)

それは合法

(ほしをみあげてもごうほう)

星を見上げても合法

(きせつをかんじてもごうほう)

季節を感じても合法

(だけどだんだんとふあんになる)

だけど　だんだんと 不安になる

(ああよいこのよいこのよいこのくすりで)

ああ　よいこの よいこの よいこのくすりで

(あぶないしこうを)

危ない思考を

(いまはちょっとわすれて)

今はちょっと忘れて

(ぼんやりぼんやり)

ぼんやり ぼんやり

(ぼんやりしらふで)

ぼんやりしらふで

(あさやけのまちをながめてたいのです)

朝焼けの街を眺めてたいのです

(けんこうのためにやさいもちゃんとたべる)

健康のために 野菜もちゃんと食べる

(てつかずのしごとつじつまあわせる)

手付かずの仕事 つじつまあわせる

(ぜんにんもあくにんもまんがよんでごろごろ)

善人も悪人も　漫画読んで ごろごろ

(やがてねむり)

やがて眠り

(やすらかなねがお)

安らかな寝顔

(あれもごうほう)

あれも合法

(にくんでるだけならごうほう)

憎んでるだけなら 合法

(ずきになるだけならごうほう)

好きになるだけなら 合法

(そしてさかいめがぼやけてくる)

そして 境目がぼやけてくる

(ああよいこのよいこのよいこのりずむで)

ああ よいこの よいこの　よいこのりずむで

(みだれたこころの)

乱れた心の

(かちかんをととのえて)

価値観を整えて

(のんびりのんびり)

のんびり のんびり

(のんびりしらふで)

のんびりしらふで

(へいおんにうつつをぬかしたいのです)

平穏にうつつをぬかしたいのです

(しらないからしりたいから)

知らないから　知りたいから

(やめたいからとびたいから)

やめたいから　飛びたいから

(もらるをまたうたがうから)

モラルを また疑うから

(よいこのままではいられない)

よいこのままではいられない

(いぞんのないまほうはなくて)

依存のない魔法はなくて

(やめたくなってもやめられなくて)

やめたくなっても やめられなくて

(しにたいいきたい)

死にたい　生きたい

(やりたいほうだいのえとせとら)

やりたい放題のえとせとら

(あはははははは)

あはは はは はは

(たらりら)

たらりら

(あはははははは)

あはは はは はは

(ああよいこのよいこのよいこのふりして)

ああ　よいこの よいこの よいこの ふりして

(ほめられてみても)

褒められてみても

(けっきょくむなしくて)

結局虚しくて

(かんちがいかんちがいかんちがいばっかりで)

勘違い　勘違い　勘違いばっかりで

(またふりだしへ)

また ふりだしへ

(ああよいこのよいこのよいこのくすりで)

ああ よいこの よいこの よいこのくすりで

(あぶないしこうを)

危ない思考を

(いまはちょっとわすれて)

今はちょっと忘れて

(ぼんやりぼんやり)

ぼんやり ぼんやり

(ぼんやりしらふで)

ぼんやりしらふで

(あさやけのまちを)

朝焼けの街を

(ただながめてわらうのです)

ただ 眺めて笑うのです

(あはははははは)

あはは はは はは