文通

(みずからゆわえてしたためたあい)

自ら結わえてしたためた愛

(はしりだすぺん)

走り出すペン

(かぜにさすらい)

風にさすらい

(いきつかずせんつなぐ)

息つかず線繋ぐ

(やすらぎとはほどとおい)

安らぎとは程遠い

(ｌｅｔｔｅｒｆｒｏｍ)

Letter from

(つやのないいひんかこのあいりー)

艶のない遺品過去のアイリー

(ほだされてかいたほんとうのことを)

ほだされて欠いた本当のことを

(いえないきけない)

言えない聞けない

(ｙｏｕ＆ｉｈｅａｒｍｙｍｉｎｄふれられない)

You&I Hear my mind 触れられない

(はれのないひとめどないし)

晴れのない日とめどない詩

(つかのまでかいたしがらみもやしてしょうど)

束の間で書いたしがらみ燃やして焦土

(ほとばしるゆがんだあいぞうらいん)

ほとばしる歪んだ愛憎ライン

(たんじゅんめいかいにいかないいんりつで)

単純明快にいかない韻律で

(すかしてるげんだいすてぃーろ)

すかしてる現代スティーロ

(ｄｕｒａおおうだすてぃ)

Dura 覆うダスティ

(おんどはんぴれいもしばしばあるし)

温度反比例もしばしばあるし

(せいよくをかくせずいらいらなすてぃ)

性.欲を隠せずイライラナスティ

(みたくないぶぶんもざいくでしょり)

見たくない部分モザイクで処理

(うんざりしょんぼりてるぼんぼり)

うんざりしょんぼり照るぼんぼり

(ほうりこむとってつけたじょうとうくさんたもにか)

放り込むとってつけた常套句サンタモニカ

(じょうねつのかけらはめるみちすうそふぃあ)

情熱の欠片嵌める未知数ソフィア

(けいさんしきなんてないものねだり)

計算式なんてないものねだり

(あなろぐおととびしょっちゅうしんこきゅう)

アナログ音飛びしょっちゅう深呼吸

(てれぱすつうじあえないみすてりあす)

テレパス通じ合えないミステリアス

(きづけばふのひすてりっくらぶ)

気付けば負のヒステリックラブ

(ｏｐｅｎｙｏｕｒｍｉｎｄすでにこんとろーるふのう)

Open your mind 既にコントロール不能

(そむけたくなるしょうじょう)

背けたくなる症状

(だれしもしあわせをねがうはずなのにこいによいすぎたらぶかほりっく)

誰しも幸せを願うはずなのに恋に酔いすぎたラブカホリック

(つやのないいひんかこのあいりー)

艶のない遺品過去のアイリー

(ほだされてかいた)

ほだされて欠いた

(ほんとうのことをいえないきけない)

本当のことを言えない聞けない

(ｙｏｕ＆ｉｈｅａｒｍｙｍｉｎｄふれられない)

You&I Hear my mind 触れられない

(はれのないひとめどないし)

晴れのない日とめどない詩

(つかのまでかいたしがらみもやしてしょうど)

束の間で書いたしがらみ燃やして焦土

(ほとばしるゆがんだあいぞうらいん)

ほとばしる歪んだ愛憎ライン

(まるでくろがねさぎらぎらしたあくまの)

まるでクロガネさギラギラした悪魔の

(かいらいとしゃどーふわりはいいろしゃぼん)

傀儡とシャドーふわり灰色シャボン

(にくしみめばえたらとりつかれたようにくろにそまるはーと)

憎しみ芽生えたらとり憑かれたように黒に染まるハート

(らびりんすでりはびり)

ラビリンスでリハビリ

(ふるえるてでつなぐちのいろのいと)

震える手で繋ぐ血の色の糸

(しのごのきかせたくてそのみみをちょうだい)

しのごの聞かせたくてその耳を頂戴

(ぺんさきでえぐってほじくるあいしたのちくるう)

ペン先で抉ってほじくる愛した後狂う

(しゅいろのじきひつおもいつづる)

朱色の直筆思い綴る

(おなじことばくりかえしくりかえしくりかえし)

同じ言葉繰り返し繰り返し繰り返し

(くびかしげるころにはしんくりかいし)

首かしげる頃には辛苦理解し

(ふりかえりうしないかなしみはくちない)

振り返り失い哀しみは朽ちない

(おきざりこのみはふりだし)

過ぎ去りこの身は振出

(くのうもうそうありもしないべれすとろいか)

苦悩妄想在りもしないペレストロイカ

(しんだぜんりょうなせいしんをもいだとどいたもじはそいだ)

死んだ善良な精神をもいだ届いた文字は削いだ

(うすっぺらなかみのうえでおどるちーくますかれいど)

薄っぺらな紙の上で踊るチークマスカレイド

(つやのないいひんかこのあいりー)

艶のない遺品過去のアイリー

(ほだされてかいた)

ほだされて欠いた

(ほんとうのことをいえないきけない)

本当のことを言えない聞けない

(ｙｏｕ＆ｉｈｅａｒｍｙｍｉｎｄふれられない)

You&I Hear my mind 触れられない

(はれのないひとめどないし)

晴れのない日とめどない詩

(つかのまでかいたしがらみもやしてしょうど)

束の間で書いたしがらみ燃やして焦土

(つきさしたじゅんじょうあいのないふ)

突き刺した純情愛のナイフ

(きおくぬりつぶしきれないほど)

記憶塗り潰しきれない程

(やきついたびんせんうすべにのはな)

焼付いた便箋薄紅の花

(はじめはぎこちなくじょじょにやわらかく)

初めはぎこちなく徐々に柔らかく

(ちりばめるこうい)

散りばめる好意

(さりとてながくはないすべからく)

さりとて永くはないすべからく

(うつりゆくこころはどこかへ)

移り行く心はどこかへ

(しだいにへるもじかずさびしげになったしめんにめおとす)

次第に減る文字数寂しげになった紙面に目落とす

(しめっぽいのはにがて)

湿っぽいのは苦手

(そのかわりにましたぎしんとぎそうよりそう)

その代わりに増した疑心と偽装寄り添う

(わたしだけのふれられないあいのしょうちょう)

私だけの触れられない愛の象徴

(つやのないいひんかこのあいりー)

艶のない遺品過去のアイリー

(ほだされてかいたほんとうのことを)

ほだされて欠いた本当のことを

(いえないきけない)

言えない聞けない

(ｙｏｕ＆ｉｈｅａｒｍｙｍｉｎｄふれられない)

You&I Hear my mind 触れられない

(はれわたらずとめどないあふれだすそれは)

晴れ渡らずとめどない溢れ出すそれは

(おわらないあいとぞうおのすとーりー)

終わらない愛と憎悪のストーリー

(ありふれるｐａｐｅｒｌｕｖｌｅｔｔｅｒｏｆｈａｔｅあい、あい。)

ありふれるPaperluv,Letter of hate愛、々。