先生の怖い話「廃屋」(9/11)

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投稿者投稿者ななっしーいいね1お気に入り登録
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(あのへやはゆかこそたたみじきだったが、かべはいたばりでかざりけのないそうこのような)

あの部屋は床こそ畳敷きだったが、壁は板張りで飾り気の無い倉庫のような

(いんしょうがつよいのだ。そのかーてんにかんしてのむじゅんするきおくがぼくのあたまをこんらんさせ)

印象が強いのだ。そのカーテンに関しての矛盾する記憶が僕の頭を混乱させ

(はじめた。またもうひとつ、あるべきはずのきおくがないことにきがついた。あのやかたは)

始めた。またもう一つ、あるべきはずの記憶が無い事に気が付いた。あの館は

(ずっとほったらかしで、ぼくらがはいるまでのながいあいだ、だれもあのやかたにはいったけいせきが)

ずっとほったらかしで、僕らが入るまでの長い間、誰もあの館に入った形跡が

(ないのはめいはくだった。しかしぼくらふたりには、いちどもあのやかたのなかでくものすに)

無いのは明白だった。しかし僕ら二人には、一度もあの館の中で蜘蛛の巣に

(まとわりつかれたきおくがないのだ。くものすがないというのは、いったいなにを)

まとわりつかれた記憶が無いのだ。蜘蛛の巣が無いというのは、一体何を

(いみするのだろう・・・?ひげんじつてきすぎてかんがえるのもいやなのだが、ぼくらがおとずれる)

意味するのだろう・・・?非現実的すぎて考えるのも嫌なのだが、僕らが訪れる

(ちょくぜんまで、もしくはおとずれているさいちゅうにも、なにかがずっとそこにすんでいたのかも)

直前まで、もしくは訪れている最中にも、何かがずっとそこに棲んでいたのかも

(しれない。そのなにかがやかたのなかをあるきまわっていて、そのおりにくものすはそうじされて)

しれない。その何かが館の中を歩き回っていて、その折に蜘蛛の巣は掃除されて

(しまっていたのではないだろうか・・・?しょうじき、くものすどころか、あのやかたの)

しまっていたのではないだろうか・・・?正直、蜘蛛の巣どころか、あの館の

(なかではむしのいっぴきすらみたことはなかったのだが・・・。また、せんめいにのうりに)

中では虫の一匹すら見たことは無かったのだが・・・。また、鮮明に脳裏に

(やきついたままのあのへやのかーてんのいろは、うわさできくふらんすにんぎょうのふくと)

焼き付いたままのあの部屋のカーテンの色は、噂で聞くフランス人形の服と

(おなじしろだった。あのとき、あのまどにあったのは、ふきつなかーてんがふわふわゆれて)

同じ白だった。あの時、あの窓にあったのは、不吉なカーテンがふわふわ揺れて

(いたのではなく、そこにはもっとふきつな、ふらんすにんぎょうのかたちをしたなにかがたって)

いたのではなく、そこにはもっと不吉な、フランス人形の形をした何かが立って

(こちらをみおろしていたのだろうか・・・?さいごのひににかいからきこえた)

こちらを見下ろしていたのだろうか・・・?最後の日に二階から聞こえた

(はいずるおとはそれだったのか・・・?いちれんのできごとをひげんじつてきにくみあわせれば)

這いずる音はそれだったのか・・・?一連の出来事を非現実的に組み合わせれば

(きりがなかったのだが、そのひげんじつてきなもうそうにちかいそうぞうは、じゅうぶんすぎるほどぼくらを)

キリがなかったのだが、その非現実的な妄想に近い想像は、十分すぎる程僕らを

(きょうふにおとしいれた。きょうしつでそんなはなしをしていると、ゆうじんではなっぱしらのつよいみやしたが)

恐怖に陥れた。教室でそんな話をしていると、友人で鼻っ柱の強い宮下が

(はなしにわりこんできた。「なにそんなもんでこわがってんねん、おまえらしょうしんもの)

話に割り込んできた。「何そんなもんで怖がってんねん、お前ら小心者

(すぎるんじゃ。」といって、あのやかたのばしょをくわしくぼくらにたずねはじめた。あきらかに)

すぎるんじゃ。」と言って、あの館の場所を詳しく僕らに尋ね始めた。明らかに

など

(かれはそこにいこうとしているようだった。しょうじきぼくはもうごめんだったのだが、)

彼はそこに行こうとしているようだった。正直僕はもうごめんだったのだが、

(べつにいきたいならいけばいい・・・。とおもいばしょをおしえてやった。みやしたは、)

別に行きたいなら行けばいい・・・。と思い場所を教えてやった。宮下は、

(どうせいくんならやっぱりよるやな、というようなことをつぶやきながらあたまのなかでそこを)

どうせ行くんならやっぱり夜やな、というような事を呟きながら頭の中でそこを

(おとずれるけいかくをたてているようだった。それからすうじつごのまよなか、ぼくのいえのでんわが)

訪れる計画を立てているようだった。それから数日後の真夜中、僕の家の電話が

(なった・・・。とうじ、けいたいでんわはまだそれほどふきゅうしていなかったので、)

鳴った・・・。当時、携帯電話はまだそれほど普及していなかったので、

(かぞくぜんいんのねむりをさまたげるまよなかのでんわはひじょうしきであり、きんきゅうのばあいにしか)

家族全員の眠りを妨げる真夜中の電話は非常識であり、緊急の場合にしか

(ありえなかった。たまたまぼくがでんわのちかくにいて、かぞくがおきるまえにそれを)

あり得なかった。たまたま僕が電話の近くにいて、家族が起きる前にそれを

(とることができた。それはみやしたからだった。ひじょうしきなじかんのでんわにぼくはあたまにちが)

取る事ができた。それは宮下からだった。非常識な時間の電話に僕は頭に血が

(のぼった。かれからのでんわのないようはひじょうにたんじゅんだった。そのないようは「ごめん・・・、)

上った。彼からの電話の内容は非常に単純だった。その内容は「ごめん・・・、

(でもな・・・、おれな・・・、いまからあのいえにいかなあかんねん・・・、いっしょに)

でもな・・・、俺な・・・、今からあの家に行かなあかんねん・・・、一緒に

(ついてきてくれへん・・・?」というものだった。さいしょぼくはあたまにきていたことも)

ついて来てくれへん・・・?」というものだった。最初僕は頭にきていた事も

(あってらんぼうにことわってでんわをきった。しかし、すぐにまたでんわがなる・・・。)

あって乱暴に断って電話を切った。しかし、すぐにまた電話が鳴る・・・。

(「ごめん・・・、でもな・・・、おれな・・・、いまからあのいえにいかなあかん)

「ごめん・・・、でもな・・・、俺な・・・、今からあの家に行かなあかん

(ねん・・・、いっしょについてきてくれへん・・・?」みやしたはあせるわけでもなく、)

ねん・・・、一緒について来てくれへん・・・?」宮下は焦るわけでもなく、

(またこえのとーんもかわらず、まるでろくおんされたてーぷのようにただたんたんとおなじ)

また声のトーンも変わらず、まるで録音されたテープのようにただ淡々と同じ

(ことばをくりかえしつづけた。それはたんじゅんなかれのことばのないようからしても、あのやかたに)

言葉を繰り返し続けた。それは単純な彼の言葉の内容からしても、あの館に

(かんけいがあることはめいはくだった。ぼくはいかりにまかせて4どでんわをきった・・・。)

関係がある事は明白だった。僕は怒りに任せて4度電話を切った・・・。

(しかし5どめあたりからはいかりがきょうふにかわっていった。「ごめん・・・、)

しかし5度目あたりからは怒りが恐怖に変わっていった。「ごめん・・・、

(でもな・・・、おれな・・・、いまからあのいえにいかなあかんねん・・・、いっしょに)

でもな・・・、俺な・・・、今からあの家に行かなあかんねん・・・、一緒に

(ついてきてくれへん・・・?」ぼくはさいしょにじぶんにあったいかりがおさまるにつれ、)

ついて来てくれへん・・・?」僕は最初に自分にあった怒りが治まるにつれ、

(そのりゆうをきいてみたのだが、かれのことばはまったくかわらず、じつにむきしつにおなじ)

その理由を聞いてみたのだが、彼の言葉は全く変わらず、実に無機質に同じ

(せりふをくりかえし、ぼくのしつもんにはこたえることはなかった。かれのあたまがどうにか)

セリフを繰り返し、僕の質問には答える事はなかった。彼の頭がどうにか

(なったのだとぼくはおもった。とどうじに、すこしやかたのばしょをおしえたせきにんをかんじた。)

なったのだと僕は思った。と同時に、少し館の場所を教えた責任を感じた。

(とりあえずやかたにはいるかどうかはべつとして、やかたちかくのこんびにであおうというと、)

とりあえず館に入るかどうかは別として、館近くのコンビニで会おうと言うと、

(かれはそれにどういした。ごぜん0じすぎ、ぼくはみやしたとこんびにまえでおちあった。)

彼はそれに同意した。午前0時過ぎ、僕は宮下とコンビニ前で落ち合った。

(とにかくそのりゆうをききだそうとしたのだが、せんこくのでんわでのないようをちがうことばを)

とにかくその理由を聞き出そうとしたのだが、先刻の電話での内容を違う言葉を

(つかってくりかえすだけでまったくいみがなかった。しかしぼくがおもっていたよりも、かれの)

使って繰り返すだけで全く意味が無かった。しかし僕が思っていたよりも、彼の

(めはたしかであり、うつろなどではなくむしろはっきりとしていて、おかしくなって)

目は確かであり、虚ろなどではなくむしろはっきりとしていて、おかしくなって

(いるというよりはひっしで、あとがない、というふんいきだった。あのやかたにしんやに)

いるというよりは必死で、後が無い、という雰囲気だった。あの館に深夜に

(おとずれることなど、とうじのぼくにはありえないせんたくしだったがけっきょくこんまけして、)

訪れる事など、当時の僕にはあり得ない選択肢だったが結局根負けして、

(やかたからでたあとこんかいのことのりゆうをはなすということと、かれについていくのはあくまでも)

館から出た後今回の事の理由を話すという事と、彼について行くのはあくまでも

(しきちないだけでやかたのなかにははいらない、というじょうけんでしぶしぶしょうだくした。はじめてみる)

敷地内だけで館の中には入らない、という条件でしぶしぶ承諾した。初めて見る

(よるのやかたは、ひるまのそれよりもかくだんにぶきみであり、またしゅういをいあつするような)

夜の館は、昼間のそれよりも格段に不気味であり、また周囲を威圧するような

(ふんいきをみせていた。かわらないはずのきぎのはおとさえ、いままでのぼくのじんせいの)

雰囲気を見せていた。変わらないはずの木々の葉音さえ、今までの僕の人生の

(なかできいたことがないようなふあんをあおるおとにきこえた。ぼくはもうそともんのまえのじてんで)

中で聞いた事が無いような不安を煽る音に聞こえた。僕はもう外門の前の時点で

(にげだしたかったが、おかしくなったみやしたをみているとそうもいかなかった。)

逃げ出したかったが、おかしくなった宮下を見ているとそうもいかなかった。

(じこくはごぜん1じまえ、あかさびたそともんをのりこえ、ぼくはふたたびやかたのしきちないにはいった。)

時刻は午前1時前、赤錆びた外門を乗り越え、僕は再び館の敷地内に入った。

(ぼくはできるだけやかたをみないように、あかりもなしにどんどんすすむみやしたについて)

僕はできるだけ館を見ないように、灯りもなしにどんどん進む宮下について

(いった。ぼくはてっきりみやしたはやかたにはいるのかとおもっていたが、かれはぼくとしもだが)

行った。僕はてっきり宮下は館に入るのかと思っていたが、彼は僕と下田が

(さいしょにしたようにやかたのみぎがわのがいしゅうにそってあるきはじめた。みやしたはときおり、かれを)

最初にしたように館の右側の外周に沿って歩き始めた。宮下は時折、彼を

(きずつけているはずのかれはやえだなどきにもとめず、ばきばきとおとをたててまえに)

傷付けているはずの枯葉や枝など気にも留めず、バキバキと音を立てて前に

(すすんだ。ぼくはかれがどこにむかっているのかまったくそうぞうもできなかった。そしてかれは)

進んだ。僕は彼がどこに向かっているのか全く想像もできなかった。そして彼は

(やかたのうらがわ、ふるいどのてまえのあのほそいろうかをまがり、いがいにもやかたのほんかんのほうでは)

館の裏側、古井戸の手前のあの細い廊下を曲がり、意外にも館の本館の方では

(なく、どくりつしたこべやにはいっていった。なんだかんだといいながら、ぼくはそとに)

なく、独立した小部屋に入って行った。なんだかんだと言いながら、僕は外に

(ひとりでまっているのもおそろしくなって、けっきょく、みやしたがなかでなにをしているのか)

一人で待っているのも恐ろしくなって、結局、宮下が中で何をしているのか

(とびらごしにみにいった。そのへやはぼくとしもだがこのやかたのなかでいちばんはじめにはいった)

扉越しに見に行った。その部屋は僕と下田がこの館の中で一番初めに入った

(へやで、べつだん、なにもかわっているようすはないようにおもえた。そのなかでみやしたは、)

部屋で、別段、何も変わっている様子は無いように思えた。その中で宮下は、

(へやのいりぐちのぼくにせをむけるかたちで、じさんしたかいちゅうでんとうもつけずにくらいへやのなか、)

部屋の入口の僕に背を向ける形で、持参した懐中電灯もつけずに暗い部屋の中、

(なんとどげざをしてひっしにあやまっていた。そのみやしたのぜんぽうには、いっけんくらくて)

なんと土下座をして必死に謝っていた。その宮下の前方には、一見暗くて

(わからなかったのだが、ひとつだけまえとちがっているところがあった。それはあの)

わからなかったのだが、一つだけ前と違っている所があった。それはあの

(ちょうほうけいのたんすのようなもののうえにおかれていたちいさないちまつにんぎょうが、われた)

長方形のタンスのようなものの上に置かれていた小さな市松人形が、割れた

(がらすけーすとともにうつぶせのじょうたいになってゆかのうえにおちていた。それをみた)

ガラスケースと共にうつ伏せの状態になって床の上に落ちていた。それを見た

(ぼくは、みやしたがそれをしたのだな、とかくしんしたが、そのご、かれになにがおこったのか)

僕は、宮下がそれをしたのだな、と確信したが、その後、彼に何が起こったのか

(まではそうぞうもつかなかった。こえをかけようかともおもったのだが、あまりにいっしんに)

までは想像もつかなかった。声を掛けようかとも思ったのだが、あまりに一心に

(あやまっているあのはなっぱしらのつよいみやしたをみて、ぼくはこえをかけることができなかった。)

謝っているあの鼻っ柱の強い宮下を見て、僕は声を掛ける事ができなかった。

(ぼくはしばらくなにもいわずそのこうけいをながめていたが、ふとじぶんがいまどこに)

僕はしばらく何も言わずその光景を眺めていたが、ふと自分が今どこに

(いるのかをおもいだしたとき、ぼくにとっても、みやしたにとっても、できるだけはやく)

いるのかを思い出した時、僕にとっても、宮下にとっても、できるだけ早く

(ここからでたほうがいいとはんだんした。そのへやのむかい、そのときのぼくのせなかに)

ここから出た方が良いと判断した。その部屋の向かい、その時の僕の背中に

(いちするへやは、あのおことのへやでもあったのだから・・・。また、たんたんと)

位置する部屋は、あのお琴の部屋でもあったのだから・・・。また、淡々と

(くりかえされるみやしたのそのどうさとわびることばは、それだけでもじゅうぶんおそろしくて、)

繰り返される宮下のその動作と詫びる言葉は、それだけでも十分恐ろしくて、

(ぼくのせいしんにもえいきょうがありそうだった。あいかわらずどげざのどうさをくりかえそうと)

僕の精神にも影響がありそうだった。相変わらず土下座の動作を繰り返そうと

(するみやしたのくびねっこをうしろからごういんにつかんでへやをでた。しかしみやしたはまた)

する宮下の首根っこを後ろから強引に掴んで部屋を出た。しかし宮下はまた

(そのへやにはいろうとした。ぶつぶつと、「おれ、いかなあかんねん」とつぶやきながら。)

その部屋に入ろうとした。ブツブツと「俺、行かなあかんねん」と呟きながら。

(そのときにいたってはもうかれのめはうつろであり、またしょうてんもおかしくなっていた。)

その時に至ってはもう彼の目は虚ろであり、また焦点もおかしくなっていた。

(だからぼくはてれびでよくあるようにかれのほほをひらてでうった。しかしぼくのほうを)

だから僕はテレビでよくあるように彼の頬を平手で打った。しかし僕の方を

(みようともせず、またへやにはいろうとする。これではだめだとおもったぼくは、)

見ようともせず、また部屋に入ろうとする。これでは駄目だと思った僕は、

(こんどはかれをkoするきで、てかげんなどいっさいせずにおもいきりかれのほほをこぶしでなぐった。)

今度は彼をKOする気で、手加減など一切せずに思い切り彼の頬を拳で殴った。

(かれはおおきくふらついて、ろうかのつきあたりのかべにあとができるほどつよく、かたから)

彼は大きくふらついて、廊下の突き当りの壁に跡ができる程強く、肩から

(げきとつした。するとやっとぼくのほうをしょうてんがあっためでみたのだが、そのめはぼくを)

激突した。するとやっと僕の方を焦点が合った目で見たのだが、その目は僕を

(いあつするようなあっとうてきなてきいにみちためだった。そのときのぼくはぼくで、かなりの)

威圧するような圧倒的な敵意に満ちた目だった。その時の僕は僕で、かなりの

(こうふんじょうたいだったので、そのめをみてついあたまにちがのぼってしまって、「なんや、)

興奮状態だったので、その目を見てつい頭に血が上ってしまって、「なんや、

(やんのか・・・?」とかれにけんかごしでぼくからいったことをおぼえている。みやしたはなにも)

やんのか・・・?」と彼に喧嘩腰で僕から言った事を覚えている。宮下は何も

(いわずかおをぬぐいながらこっちをみてたちあがったが、ふいにかれのひだりひざががくんと)

言わず顔を拭いながらこっちを見て立ち上がったが、不意に彼の左膝がガクンと

(おちてゆかにてをついた。そしててをついたままもういちどこっちをみあげたかれの)

落ちて床に手を付いた。そして手を付いたままもう一度こっちを見上げた彼の

(めにはもうてきいはなく、おびえているようなかれらしくもないよわよわしいめだった。)

目にはもう敵意は無く、怯えているような彼らしくもない弱々しい目だった。

(そのめをみてぼくはあたまにのぼっていたちがいっきにさめ、「おい、さっさとここから)

その目を見て僕は頭に上っていた血が一気に冷め、「おい、さっさとここから

(でるぞ。」というとかれはうなずいた。もしぼくがさきをあるいたとすれば、かれがちゃんと)

出るぞ。」と言うと彼は頷いた。もし僕が先を歩いたとすれば、彼がちゃんと

(あとをついてくるかどうかしんぱいだったので、ぼくはかれのうしろをついていくことにした。)

後をついて来るかどうか心配だったので、僕は彼の後ろをついて行く事にした。

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