化粧

歌詞(問題文)
(まだしめってたばすたおるはゆかにおちたまま)
まだ湿ってたバスタオルは床に落ちたまま
(かわかずにつめたいまま)
乾かずに冷たいまま
(ここでふたりがきていたねまきもあらえずに)
ここで二人が着ていた寝巻きも洗えずに
(くしゃくしゃにのこったまま)
くしゃくしゃに残ったまま
(くちべにでかいたあかいいとじゃ)
口紅で書いた赤い糸じゃ
(あなたのことしばれなくて)
あなたのこと縛れなくて
(あのこのことまだすきだってわかっているから)
あの子のことまだ好きだって分かっているから
(ほらはやくあいしてあげなよ)
ほら早く愛してあげなよ
(きょうはほんとうにありがとうでももういかなきゃ)
今日は本当にありがとうでももう行かなきゃ
(しらないくるまゆびさして)
知らない車指差して
(むかえにきてくれたのなんてわらったまま)
迎えに来てくれたのなんて笑ったまま
(ひとごみににげこんだの)
人混みに逃げ込んだの
(まがりかどでなきくずれて)
曲がり角で泣き崩れて
(かなしみだけまちにとけた)
悲しみだけ街に溶けた
(あやまちとわかるのにあやまちをくりかえすだけの)
過ちと分かるのに過ちを繰り返すだけの
(ほらはやくむかえにきてよ)
ほら早く迎えに来てよ
(のめないおさけをのんだのも)
飲めないお酒を飲んだのも
(つかれていないふりしたのも)
疲れていないフリしたのも
(いちびょうでもとなりにいたいだけだったの)
一秒でも隣にいたいだけだったの
(いつもやさしくこたえてくれたあなたなのに)
いつも優しく答えてくれたあなたなのに
(あきらめかたはおしえてくれないのね)
諦め方は教えてくれないのね
(いまならまだやめられると)
今ならまだやめられると
(おもうときにはもうおそくて)
思うときにはもう遅くて
(だきしめられたらうそでもあたたかかったよ)
抱き締められたら嘘でも暖かかったよ
(いままでありがとね)
今までありがとね
(ふれたくちびるのこしたあかは)
触れた唇残した赤は
(あのこにあうまえにおとして)
あの子に会う前に落として
(くちべにがうすれたそのしゅんかんにわかってたのは)
口紅が薄れたその瞬間にわかってたのは
(もっとすなおになれたらよかったよ)
もっと素直になれたらよかったよ
(すなおになれたらよかったよ)
素直になれたらよかったよ