嵐　イチオクノホシ

(いちおくのほしのなかのふたりこんなちいさなものがたりは)

イチオクノホシの中の二人　こんな小さな物語は

(あのときぼくらがであわなかったら)

あのとき僕らが出逢わなかったら

(いまもきっとはじまらない)

今もきっと始まらない

(すなおにえがおつくれないふゆのかぜがふくさかみち)

素直に笑顔つくれない　冬の風が吹く坂道

(きみにはなしたいことばがうかんではすぐほしぞらへきえてく)

君に話したい言葉が浮かんではすぐ星空へ消えてく

(きみがたたんだｔしゃつのおもいにこたえさがしてた)

君がたたんだＴシャツの想いに答え探してた

(たいせつなものはきみのむねにあることわかったよる)

大切なものは君の胸にあることわかった夜

(いちおくのほしのなかのふたりこんなちいさなものがたりは)

イチオクノホシの中の二人　こんな小さな物語は

(あのときぼくらがであわなかったら)

あのとき僕らが出逢わなかったら

(いまもきっとはじまらない)

今もきっと始まらない

(ちいさなせなかをみおくりためいきがしろくぼやけた)

小さな背中を見送り　ため息が白くぼやけた

(はなれてあるいたひとごみみうしなわないようにおいかけた)

はなれて歩いた人ごみ　見失わないように追いかけた

(あのひあのばしょにきみがいた)

あの日あの場所に君がいた

(ただそれだけのことなのに)

ただそれだけのことなのに

(きみのいないよるはながすぎてこころでなまえをよぶ)

君のいない夜は長すぎて心で名前を呼ぶ

(いちおくのほしのなかのふたりこんなささやかなぐうぜんが)

イチオクノホシの中の二人　こんなささやかな偶然が

(はてしないみらいかたちにしていく)

はてしない未来かたちにしていく

(もしもきみにであわなかったら)

もしも君に出逢わなかったら

(たとえうまれかわったとしても)

たとえ生まれかわったとしても

(きっとこのそらにきみさがす)

きっとこの宇宙に君探す

(きみがきみらしくかがやけるためにずっとそばに)

君が君らしく輝けるために　ずっとそばに

(いちおくのほしのなかのふたりこんなちいさなものがたりは)

イチオクノホシの中の二人　こんな小さな物語は

(あのときぼくらがであわなかったら)

あのとき僕らが出逢わなかったら

(いまもきっとはじまらない)

今もきっと始まらない