sunny

(ぼくのひだりひざにはなまえがあってそのなはさにー)

僕の左膝には名前があって　その名はサニー

(わすれもしないあのとしのあのしゅんかんれんしゅうじあいできみはとつぜんひめいをあげた)

忘れもしないあの年のあの瞬間　練習試合で君は突然悲鳴を上げた

(まっくらなびょうしつのべっどのうえぎぶすでかためられうごかない)

真っ暗な病室のベッドの上　ギブスで固められ動かない

(ひざをただただにくんだ)

膝をただただ憎んだ

(しゅつじょうできなかったたいかいのけっかをきいて)

出場できなかった大会の結果を聞いて

(くやしくてなさけなくてねむれなかった)

悔しくて情けなくて　眠れなかった

(ゆめをみうしないすべてからめをそむけひとにあうのもいやになってた)

夢を見失い　すべてから目を背け　人に会うのも嫌になってた

(あるあさめをさますとしろいぎぶすにかかれてたかお)

ある朝目を覚ますと　白いギブスに書かれてた顔

(そして「がんばろう」のめっせーじあたりまえのことばに)

そして「がんばろう」のメッセージ　当たり前の言葉に

(なぜかむねがあつくなってなみだがあふれた)

何故か胸が　熱くなって　涙が溢れた

(ぼくのひだりひざにはなまえがあってそのなはさにー)

僕の左膝には名前があって　その名はサニー

(いちばんのしんゆうさひとりじゃないことをきみがおしえてくれた)

一番の親友さ　一人じゃないことを　君が教えてくれた

(「あのばしょにかならずもどりたい」そのおもいだけがぼくをつきうごかした)

「あの場所に必ず戻りたい」その思いだけが僕を突き動かした

(さにーもういちどたちあがるんだとふたりできめた)

サニー　もう一度立ち上がるんだと　二人で決めた

(そのひからぼくときみのたたかいがはじまったけっしてらくではないくるしいひびが)

その日から僕と君の戦いが始まった　決して楽ではない苦しい日々が

(まっくらなくもりぞらもきっとはれるひがくるんだ)

真っ暗な曇り空も　きっと晴れる日が来るんだ

(そうしんじてきみをさにーとなづけた)

そう信じて君をサニーと名付けた

(ときどきくんはきげんをそこねてふるえだしたりしておじけついたりして)

時々君は機嫌を損ねて　震えだしたりして　怖じ気ついたりして

(ぼくをこまらせるそんなときはきみにそっとてをおき)

僕を困らせる　そんなときは君にそっと手をおき

(「だいじょうぶ」とはげましあった)

「大丈夫」と励ましあった

(しっぱいやこうかいをしてないひとはいない)

失敗や後悔をしてない人はいない

(だいじなのはかちまけじゃなくそれをのりこえること)

大事なのは勝ち負けじゃなく　それを乗り越えること

(かこはかえれないけどみらいはかえれるんだ)

過去は変えれないけど未来は変えれるんだ

(そしてあらためてすきだときづかせてくれた)

そして改めて好きだと気づかせてくれた

(くんとのひびがまえよりぼくをつよくしてくれた)

君との日々が　前より僕を　強くしてくれた

(ぼくのひだりひざにはなまえがあってそのなはさにー)

僕の左膝には名前があって　その名はサニー

(いちばんのしんゆうさおちこんだすがたもふてくされたそのかおも)

一番の親友さ　落ち込んだ姿も　ふてくされたその顔も

(すべてしってくれているからじぶんのうんめいをあいしていきてこう)

すべて知ってくれているから　自分の運命を愛して生きてこう

(ａｈぼくのひだりひざにはなまえがあってそのなはさにー)

ah 僕の左膝には名前があってその名はサニー

(いちばんのしんゆうさひとりじゃないことをきみがおしえてくれた)

一番の親友さ　一人じゃないことを　君が教えてくれた

(きっとこのさきどんなこんなんもともにたすけあい)

きっとこの先　どんな困難も　共に助け合い

(のりこえていけるさにー)

乗り越えていける　サニー

(そしていままたこのばしょにたっている)

そして今またこの場所に立っている