好きな人/上野優華

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(もうこれいじょうやさしくしないで)

もうこれ以上　優しくしないで

(あなたはともだちのすきなひと)

あなたは友達の好きな人

(おうえんするときめたのに)

応援すると決めたのに

(くるしくなるきもちかくせない)

苦しくなる気持ち隠せない

(いつもちかくでからかいあって)

いつも近くで　からかい合って

(だれよりもはなしやすいといわれて)

誰よりも話しやすいと言われて

(ほんとうはなきたくなってたよ)

本当は泣きたくなってたよ

(どうしてじぶんのきもちきづけなかったの)

どうして自分の気持ち　気付けなかったの

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(わたしのこころはあなたでした)

私の心は　あなたでした

(きっとふたりはおにあいだよと)

きっと二人は　お似合いだよと

(へいきなかおしてうそをつく)

平気な顔して嘘をつく

(なにもできずにみているだけの)

何もできずに見ているだけの

(よわむしなわたしがだいきらい)

弱虫な私が大嫌い

(かなわないこいだとしってても)

叶わない恋だと知ってても

(このきもちすぐにはすてられない)

この気持ちすぐには捨てられない

(あのころにはもうもどれない)

あの頃にはもう戻れない

(あなたがこのむねのなかあふれてくるの)

あなたがこの胸の中溢れてくるの

(なきたいほどすきになって)

泣きたいほど　好きになって

(なけないほどくるしかった)

泣けないほど　苦しかった

(なきたいのはわたしだった)

泣きたいのは私だった

(こいをしていたのはわたしでした)

恋をしていたのは私でした

(もしもひとつだけねがえるのならいちどでいいから)

もしも一つだけ願えるのなら　一度でいいから

(あなたのすきなひとになりたい)

あなたの好きな人になりたい

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(すきなひとはあなただった)

好きな人はあなただった

(わたしのこころはあなたでした)

私の心はあなたでした

(わたしのこころはあなたでした)

私の心はあなたでした