あわよくばきみの眷属になりたいな

(むひょうじょうだったはなはにじんだ)

無表情だった花は滲んだ

(ときおりわるいゆめをみるんだ)

時折、悪い夢を見るんだ

(あいとはなにかわかるかい)

愛とは何か分かるかい

(おれなんかはしにぞこないなんだ)

俺なんかは死に損ないなんだ

(どうでもいいきもちになるんだ)

どうでもいい気持ちになるんだ

(こうけつなきみのちがほしいな)

高潔なきみの血が欲しいな

(そんとくかんじょうむししよう)

損得勘定無視しよう

(いきをするようにひくつになるんだって)

息をするように卑屈になるんだって

(だいすきなにんげんふぜいになりたくて)

大好きな人間風情になりたくて

(ださいことばでちかづけど)

ダサい言葉で近づけど

(すりへらすだけ)

擦り減らすだけ

(きょうのちゅうしょくだってもどしそうなんだ)

今日の昼食だって戻しそうなんだ

(ふらっしゅばっくちぎれとぶきみのはいにこもる)

フラッシュバック　千切れ飛ぶ　君の肺に籠る

(あわよくばきみのけんぞくになりたいな)

あわよくばきみの眷属になりたいな

(ぼうとくてきなぼくらいばしょなんかない)

冒涜的な僕ら居場所なんかない

(ちえのみをたべたから？)

智慧の実を食べたから？

(なぜかむねがいたい)

なぜか胸が痛い

(ぼくはなにもいらないよ)

僕は何もいらないよ

(むかんじょうだったひびはしぬんだ)

無感情だった日々は死ぬんだ

(えんげきなんかにのめりこんだ)

演劇なんかにのめり込んだ

(しちょうりつのとれないかんじょうは)

視聴率の取れない感情は

(しんだほうがましだっておもうさ)

死んだ方がマシだって思うさ

(えいようしっちょうみたいなかんじ)

栄養失調みたいな感じ

(かねにならないのろわれたすうじ)

金にならない呪われた数字

(いたいいたいいたいいたいいたいもうやだ)

痛い　痛い　痛い　痛い　痛い　もうやだ

(こえもださずにさけぶ)

声も出さずに叫ぶ

(だいすきなにんげんふぜいになりたくて)

大好きな人間風情になりたくて

(ださいことばでちかづけど)

ダサい言葉で近づけど

(すりへらすだけ)

擦り減らすだけ

(きょうのちゅうしょくだってもどしそうなんだ)

今日の昼食だって戻しそうなんだ

(ふらっしゅばっくちぎれとぶきみのはいにこもる)

フラッシュバック　千切れ飛ぶ　君の肺に籠る

(あわよくばきみのけんぞくになりたいな)

あわよくばきみの眷属になりたいな

(ぼうとくてきなぼくらいばしょなんかない)

冒涜的な僕ら　居場所なんかない

(ちえのみをたべたから？)

智慧の実を食べたから？

(なぜかむねがいたい)

なぜか胸が痛い

(ぼくはなにもいらないよ)

僕は何もいらないよ

(あわよくばきみのけんぞくになりたいな)

あわよくばきみの眷属になりたいな

(ぼうとくてきなぼくにすくいなんかない)

冒涜的な僕に　救いなんかない

(もてあますじかんすべてきみにあげるよ)

持て余す時間　全てきみにあげるよ

(ぼくはなにもいらないよ)

僕は何もいらないよ