Flashback

(なつのゆうぐれをみつめてるなまぬるいかぜのなかひとり)

夏の夕暮れを見つめてる生温い風の中一人

(どこかではしゃいでるこえがきこえていた)

どこかではしゃいでる声が聞こえていた

(きみとみたながいつきひはどこまでもおわることなく)

君と見た長い月日はどこまでも終わることなく

(えがおのむこうあるいてゆけるきがしたのがきのうのよう)

笑顔の向こう歩いてゆける気がしたのが昨日のよう

(むいしきにおもいかえしてるじぶんにきがついたぼくは)

無意識に思い返してる自分に気がついた僕は

(なにもかわれないままでたちどまって．．．)

何も変われないままで立ち止まって...

(きみがたりないひびまだなれないまま)

君が足りない日々まだ慣れないまま

(ここまですごしてきたいまさらまたきみをさがしてる)

ここまで過ごしてきた今さらまた君を探してる

(このむねにささったままのあいのかけら)

この胸に刺さったままの愛のカケラ

(どしゃぶりのあめもふらずにうすいみずいろのそらのひ)

どしゃ降りの雨も降らずに薄い水色の空の日

(えきまえあのちいさなみせでおわりにした)

駅前あの小さな店で終わりにした

(さめていくこうちゃのなかにうかびあがるまどのけしきは)

冷めていく紅茶のなかに浮かび上がる窓の景色は

(おもいでくらいあまくにがくてせつないほどもえていた)

思い出くらい甘く苦くて切ないほど燃えていた

(つたえたいことがなにもかもまちがっていたあのころに)

伝えたいことが何もかも間違っていたあの頃に

(もどれるならいますぐにもどりたくて．．．)

戻れるなら今すぐに戻りたくて...

(きづいていたただすなおになれたらこたえはひとつになる)

気づいていたただ素直になれたら答えは一つになる

(よびかければまだきみにこえがとどくようないくあてのないあいのことば)

呼びかければまだ君に声が届くような行く当てのない愛の言葉

(ぼーっとしてると「あ．．．」まただ)

ボーッとしてると「あ...」まただ

(あのときのえがおいまもまだ)

あの時の笑顔現在もまだ

(こえまたこだまおかしいのかな．．．)

声またこだまおかしいのかな...

(きもちとはまだまださかさま（ｈａ．．．）)

気持ちとはまだまだ逆さま（ha...)

(やけいのきれいなとことかいって)

夜景の綺麗なとことか行って

(ありきたりのことばとかなんかいって)

ありきたりの言葉とかなんか言って

(しせんあわせないままかたにて)

視線合わせないまま肩に手

(”なんかいって”こまっていってたなあなたが．．．)

”なんか言って”困って言ってたなあなたが...

(とおりすぎてくきせつはきみをとおくへつれてゆくよ)

通り過ぎてく季節は君を遠くへ連れてゆくよ

(とおりすぎてくきせつにぼくはなにをみつけるのだろう)

通り過ぎてく季節に僕は何を見つけるのだろう

(きみがたりないひびまだなれないままここまですごしてきた)

君が足りない日々まだ慣れないままここまで過ごしてきた

(いまさらきみをさがしてるこのむねにささったままのあいのかけら)

今さら君を探してるこの胸に刺さったままの愛のカケラ

(こわれたままのあいのかけら)

壊れたままの愛のカケラ