11-1　重要用語　～税効果に係る会計基準～

(きぎょうかいけいじょうのしさんおよびふさいのがくとかぜいしょとくじょうのしさんおよびふさいのがく)

企業会計上の資産及び負債の額と課税所得上の資産及び負債の額

(ほうじんぜいそのたりえきにかんれんするきんがくをかぜいひょうじゅんとするぜいきん)

法人税その他利益に関連する金額を課税標準とする税金

(てきせつにきかんはいぶんすること)

適切に期間配分すること

(ほうじんぜいとうをこうじょするまえのとうきじゅんりえきとほうじんぜいとうをごうりてきにたいおう)

法人税等を控除する前の当期純利益と法人税等を合理的に対応

(いちじさいにかかるぜいきんのがくをてきせつなかいけいきかんにはいぶんし、けいじょう)

一時差異に係る税金の額を適切な会計期間に配分し、計上

(いちじさいとは)

一時差異とは

(たいしゃくたいしょうひょうにけいじょうされているしさんおよびふさいのきんがくと)

貸借対照表に計上されている資産及び負債の金額と

(かぜいしょとくけいさんじょうのしさんおよびふさいのきんがくとのさがくをいう。)

課税所得計算上の資産及び負債の金額との差額をいう。

(しゅうえきまたはひようのきぞくねんどがそうい)

収益又は費用の帰属年度が相違

(しさんのひょうかがえによりしょうじたひょうかさがくがちょくせつしほんのぶにけいじょうされ、)

資産の評価替えにより生じた評価差額が直接資本の部に計上され、

(かつ、かぜいしょとくのけいさんにふくまれていないばあい)

かつ、課税所得の計算に含まれていない場合

(しょうらいげんざんいちじさいとは)

将来減算一時差異とは

(とうがいいいじさいがかいしょうするときにそのきのかぜいしょとくをげんがくするこうかをもつもの)

当該一時差異が解消する時にその期の課税所得を減額する効果をもつもの

(くりのべぜいきんしさん)

繰延税金資産

(くりのべぜいきんふさい)

繰延税金負債

(としてけいじょうしなければならない。)

として計上しなければならない。

(しょうらいのかいけいきかんにおいてかいしゅうまたはしはらいがみこまれないぜいきんのがくをのぞく)

将来の会計期間において回収又は支払が見込まれない税金の額を除く

(かいしゅうまたはしはらいがおこなわれるとみこまれるきのぜいりつにもとづいてけいさん)

回収又は支払が行われると見込まれる期の税率に基づいて計算

(きしゅときまつでひかくしたぞうげんがくは、とうきにのうふすべきほうじんぜいとうのちょうせいがく)

期首と期末で比較した増減額は、当期に納付すべき法人税等の調整額

(としてけいじょうしなければならない。)

として計上しなければならない。