僕らの余命は。

(でんしゃにゆられながら)

電車に 揺られながら

(まわりをみわたしてみた)

周りを 見渡して見た

(みんなしたむいててさ)

みんな 下向いててさ

(まっしろながめんながめてる)

真っ白な画面眺めてる

(そこにはなにがつまってるんだい)

そこには何が 詰まってるんだい？

(あいかきみのたいせつなものか)

愛か？君の大切なものか？

(ぼくだってまだなにかしらねぇから)

僕だってまだ 何か知らねぇから

(ぼくだってまだうえをむけないんだ)

僕だってまだ 上を向けないんだ

(ぼくらのいのちはあいまいで)

僕らの命は曖昧で

(かならずおわりがあるのに)

必ず終わりがあるのに

(ぼくらはいのちのながさをしらない)

僕らは命の長さを 知らない

(やりたいことはたくさんあるのに)

やりたいことはたくさんあるのに

(いまだってぼくらはしたをむいてる)

今だって僕らは下を向いてる

(ぼくらはほんとのぼくらをしらない)

僕らは本当の僕らを 知らない

(とかいのひとごみのなか)

都会の 人混みの中

(いやけがさすほどゆられてた)

嫌気が さすほど揺られてた

(みんなしたむいててさ)

みんな 下向いててさ

(ぼくもしたをむかなくちゃって)

僕も下を向かなくちゃって

(そんなわけがあるか)

そんな 訳があるか

(ぼくらはそれぞれちがうんだ)

僕らはそれぞれ違うんだ

(ぼくらなにかたいせつなこと)

僕ら 何か大切なこと

(きっとどこかでわすれてるよ)

きっと どこかで忘れてるよ

(ぼくらのじんせいはさいていで)

僕らの人生は最低で

(たいせつなことはわすれてさ)

大切なことは忘れてさ

(いやなことばっかわすれられないんだ)

嫌なことばっか忘れられないんだ

(ぼくらのいのちはさいあくだ)

僕らの命は最悪だ

(ゆめやきぼうだけはあるのに)

夢や希望だけはあるのに

(いきられるじかんはひゃくねんくらいだ)

生きられる時間は百年くらいだ

(ぼくらのよめいがあしたなら)

僕らの余命が明日なら

(こうかいしないでしねるかな)

後悔しないで死ねるかな

(ぼくらはいままでやってこれたかな)

僕らは今までやってこれたかな

(ゆめやきぼうおいかけてさ)

夢や希望追いかけてさ

(いまをたいせつにしてるかな)

今を大切にしてるかな

(ぼくらのいのちはかがやいてるかな)

僕らの命は輝いてるかな

(いまをたいせつにいきてみたいんだ)

今を大切に生きてみたいんだ

(ぼくらのいのちはさいこうだ)

僕らの命は最高だ

(いまをたいせつにいきれるのは)

今を大切に生きれるのは

(ぼくらのいのちにおわりがあるから)

僕らの命に終わりがあるから

(ぼくのやりたいことは)

僕のやりたいことは

(したをむくことじゃなくってさ)

下を向くことじゃなくってさ

(そらをみあげてえがおでいることだ)

空を見上げて 笑顔でいることだ

(ゆめをかかげていきてみたいんだ)

夢を掲げて 生きてみたいんだ