your°C

(たんたんとながれるえきのほーむ)

たんたんと 流れる駅のホーム

(はやあしでかけてく)

早足で駆けてく

(おしころすふまんをためいきではいた)

押し殺す 不満をため息で吐いた

(てんせんをまたぐしょうしゅうだん)

点線を 跨ぐ小集団

(たのしげにはなしている)

楽し気に 話している

(はんけい２００ｃｍのせかいのなかで)

半径200cmの 世界の中で

(みずをさすきなんてないよ)

水を差す気なんて無いよ

(まえにすすむためにこえをかけるの)

前に進むために声をかけるの

(もうなんどめのことだろう)

もう何度目のことだろう

(それでもなれないもんでさ)

それでも 慣れないもんでさ

(わたしがとおれるゆいいつのみちなのに)

私が通れる唯一の道なのに

(みあきたあいそわらい)

見飽きた愛想笑い

(ふかんぜんなせかいのまんなかで)

不完全な 世界の真ん中で

(かんじるおんどがあって)

感じる温度があって

(それでもふこうだなんておもいたくなくて)

それでも不幸だなんて 思いたくなくて

(けっかんのないうんのよかったかれらから)

欠陥のない 運の良かった彼らから

(かんじるおんどがあって)

感じる温度があって

(そのおんどでわたしはまえをあるけるの)

その温度で 私は前を歩けるの

(せかいはつめたいたいようだけじゃたりない)

世界は 冷たい太陽だけじゃ 足りない

(せかいはつめたいたいようだけじゃたりないよ)

世界は 冷たい太陽だけじゃ 足りないよ

(あなたがつめたくなったら)

あなたが冷たくなったら

(すこしだけたよりないけれど)

少しだけ頼りないけれど

(わけるよわたしのおんどを)

わけるよ 私の温度を

(そうやってあたためあってさ)

そうやって暖め合ってさ

(いきていけたらなぁ)

生きて行けたらなぁ

(なんてさつめたいせかいだから)

なんてさ 冷たい世界だから

(ふこうへいなしゃかいのまんなかで)

不公平な 社会の真ん中で

(かんじるおんどがあって)

感じる温度があって

(それでもあなたのおんどでまえにあるけるの)

それでもあなたの温度で前に歩けるの

(とまることないせかいのまんなかで)

止まることない 世界の真ん中で

(あるきつづけるしかなくて)

歩き続けるしかなくて

(それでもあなたのおんどでだれかがすくわれて)

それでもあなたの温度で誰かが救われて

(ふかんぜんなせかいのまんなかで)

不完全な 世界の真ん中で

(かんじるおんどがあって)

感じる温度があって

(それでもふこうだなんておもいたくなくて)

それでも不幸だなんて 思いたくなくて

(けっかんのないうんのよかったかれらから)

欠陥のない 運の良かった彼らから

(かんじるおんどがあって)

感じる温度があって

(そのおんどでわたしはまえをあるけるの)

その温度で 私は前を歩けるの