ポプリの葉

歌詞(問題文)
(けっきょくわすれられなかった)
結局忘れられなかった
(かおりをかいにしぶやへ)
香りを買いに渋谷へ
(かんたんにじぶんのかおりを)
簡単に自分の香りを
(すててしまうようなおんなです)
捨ててしまうような女です
(ふだんはあまりいかないような)
普段はあまり行かないような
(おみせにはいるのもいいね)
お店に入るのもいいね
(このかおりにたどりつくまでに)
この香りにたどり着くまでに
(ほんとうにいろいろあったな)
本当に色々あったな
(ばかだってわかってる)
馬鹿だって分かってる
(こりてないよな)
懲りてないよな
(まだだってすてきれない)
まだだって 捨てきれない
(おもいでがあるよな)
思い出があるよな
(もういちどもういちど)
もう一度 もう一度
(あのひにもどってやりなおしたいな)
あの日に戻ってやり直したいな
(そしてこのかおりとは)
そしてこの香りとは
(むすびつきたくなかった)
結びつきたくなかった
(けっきょくわすれられなかった)
結局忘れられなかった
(かおりをだいてうちにかえる)
香りを抱いて家に帰る
(こんなにちいさなふくろのなかに)
こんなに小さな袋の中に
(にねんまえのわたしがいます)
二年前の私がいます
(はさみでふうをきる)
ハサミで封を切る
(あふれないように)
溢れないように
(ひとつのこらずうけとめる)
ひとつ残らず受け止める
(じぶんのために)
自分のために
(ひとつずつひとつずつ)
ひとつずつ ひとつずつ
(よみがえるおもいでがふわりおちてゆく)
蘇る思い出がフワリ落ちてゆく
(そうだったそうでした)
そうだった そうでした
(こんなにもすきだったなあ)
こんなにも好きだったなあ
(なみだはでないけど)
涙は出ないけど
(あからさまにゆれるむねのなか)
あからさまに揺れる胸の中
(きずついたくせに)
傷ついたくせに
(あのひきずついたくせに)
あの日傷ついたくせに
(もういちどもういちど)
もう一度 もう一度
(あのひにもどってやりなおしたいな)
あの日に戻ってやり直したいな
(そしてこのかおりとは)
そしてこの香りとは
(むすびつきたくなかった)
結びつきたくなかった
(けっきょくわすれられなかった)
結局忘れられなかった
(かおりのなかできょうもねむる)
香りの中で今日も眠る