CELESTIAL

(くうきょにちかいかみがみには)

空虚に近い神々には

(なにかをきたいしてはいけないとわかっていた)

何かを期待してはいけないと分かっていた

(おもいえがいたらくえんより)

思い描いた楽園より

(かいひできないあくむをみたほうがらくになる)

回避できない悪夢を見た方が楽になる

(かこもみらいもちぬられている)

過去も未来も血塗られている

(いんがりつすらぼくをゆるしてはくれないんだ)

因果律すら僕を許してはくれないんだ

(いちどこぼれたみずはにどと)

一度こぼれた水は二度と

(かえらないならなんのためにいまをいきるのか)

還らないなら何の為に今を生きるのか

(ぜつぼうをかんそくしてるそんざいが)

絶望を観測してる存在が

(でんしのうみのさきぶきみにほほえんで)

電子の海の先不気味に微笑んで

(かんじょうをこえてるりくつをかざして)

感情を超えてる理屈をかざして

(おーばーきるしつづける)

オーバーキルし続ける

(がらすでできているしんぞうにたいし)

ガラスで出来ている心臓に対し

(さいこうのへいきでこうげきされている)

最高の兵器で攻撃されている

(りふじんなかみがみにたいこうはできない)

理不尽な神々に対抗は出来ない

(しつりょうをでーたかして)

質量をデータ化して

(れーざーびーむがいまはなたれる)

レーザービームが今放たれる

(むてきのからだをへて)

無敵の体を経て

(うんめいすらねじまげてみせる)

運命すら捻じ曲げてみせる

(しんわにたいこうしてほろんだゆめがいまよみがえる)

神話に対抗して滅んだ夢が今蘇る

(けされたおもいのぶんぼくはいまつよくなる)

消された思いの分僕は今強くなる

(にどとふりかえらない)

二度と振り返らない

(ながいたたかいがまってるから)

長い戦いが待ってるから

(たとえかなわなくても)

例え敵わなくても

(はなばなしくせいめいをもやす)

華々しく生命を燃やす

(くうきょにちかいかみがみへ)

空虚に近い神々へ

(もうあなたにきたいはしない)

もう貴方に期待はしない

(くるったせかいなんてぜつぼうごとぶちこわせ)

狂った世界なんて絶望ごとぶち壊せ

(えいごうつづくよわきひとと)

永劫続く弱き人と

(かみがみのいんがりつをこえてそのさきに)

神々の因果律を超えてその先に

(しょうめつしかないのなら)

消滅しかないのなら

(なかよくきえさってりふじんをおわりにしよう)

仲良く消え去って理不尽を終わりにしよう

(げんじつもらいせもないのなら)

現実も来世もないのなら

(ちきゅうをはなれへいこううちゅうをめざそう)

地球を離れ並行宇宙を目指そう

(まるちばーすはきっとぼくらをまっている)

マルチバースはきっと僕らを待っている

(しつりょうのなみをいまこえて)

質量の波を今超えて