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歌詞(問題文)
(はちがつのけんそうとひからびたぼくたち)
8月の喧騒と干からびた僕達
(あつさもわすれてはしる)
暑さも忘れて走る
(だれにもとめられない)
誰にも止められない
(あどけないよこがおと)
あどけない横顔と
(にじむうなじのあせ)
滲む首筋の汗
(はりつくかみのけとせみのこえが)
張り付く髪の毛と蝉の声が
(うっとうしくていとしくて)
鬱陶しくて愛しくて
(なつのそらにおぼれそうなほど)
夏の空に溺れそうな程
(ぼくらはあおすぎて)
僕らは青すぎて
(でもまだおさなくていいよね)
でもまだ幼くていいよね
(せかいがちぢまってふたりの)
世界が縮まってふたりの
(いばしょがなくなろうと)
居場所が無くなろうと
(くっついてもっとちかくに)
くっついてもっと近くに
(いたいとおもうよ)
居たいと思うよ
(おおげさだってわらいながら)
大袈裟だって笑いながら
(あかくなるかおはたいようのせいかな)
赤くなる顔は太陽の所為かな
(ひみつでいい)
秘密で良い
(はちがつのげんそうとひからびたぼくたち)
8月の幻想と干からびた僕達
(かわいたそらへだいぶして)
乾いた空へダイブして
(きみをつれさりみしらぬまちへと)
君を連れ去り見知らぬ街へと
(もっととおくまでいけるかなぼくたち)
もっと遠くまで行けるかな僕達
(あてもなくこぎだして)
当てもなく漕ぎ出して
(あすふぁるとのねつにとけそう)
アスファルトの熱に溶けそう
(じてんしゃのさどるあつくなってる)
自転車のサドル熱くなってる
(やけどしちゃうかな)
「火傷しちゃうかな」
(たちこぎでしんぱいそうにおしりをみつめて)
立ち漕ぎで心配そうにおしりを見つめて
(こっちをみてふきだすきみ)
こっちを見て吹き出す君
(すこしあるこうか)
少し歩こうか
(たわいもないかいわも)
たわいも無い会話も
(ふたりならそれがいい)
ふたりならそれが良い
(ひとつだってのがしたくない)
ひとつだって逃したくない
(いまをみていたい)
今を見ていたい
(いのちをそっとわけあえれば)
命をそっと分け合えれば
(あすがくることもとしをとることも)
明日が来る事も歳を取る事も
(こわくはない)
怖くはない
(ゆめをみていたよ)
夢を見ていたよ
(きみといたなつの)
君といた夏の
(あつすぎたあのひのこと)
暑過ぎたあの日の事
(みらいのことなんてさっぱり)
未来の事なんてさっぱり
(わからなかったふたりも)
分からなかったふたりも
(こうやってずっとちかくに)
こうやってずっと近くに
(いるのはわかってた)
いるのは分かってた
(おおげさだってわらいながら)
大袈裟だって笑いながら
(つないだてのひらはつめたくなっていく)
繋いだ手のひらは冷たくなっていく
(そのときまで)
その時まで