Ice breaker／ねじ式

(しょうそうかんはちゅうどくじょうたいかんじょうろんまきちらして)

焦燥感は中毒状態　感情論撒き散らして

(「ちょうだい」ともっとないてみせて)

「頂戴」ともっと哭いてみせて

(じんじょうないひょうじょうではだけたむなもとに)

尋常ない表情で　はだけた胸元に

(そっとくちづけをさかせてよ)

そっと口づけを咲かせてよ

(ぜんのうかんはこうちゃくじょうたいばんのうなどれいになれば)

全能感は膠着状態　万能な奴隷になれば

(ぞんざいにあつかうきみのゆび)

粗略（ぞんざい）に扱う君の指

(きんだんしょうじょうばれてるらんぼうにかきまぜてよ)

禁断症状バレてる　乱暴にかき混ぜてよ

(もっとくちづけをかわしましょう)

もっと口づけを交わしましょう

(きみのなみだが)

君の涙が

(ぐらすにおちて)

グラスに堕ちて

(ほろにがいあわれみの)

ほろ苦い哀の

(かくてるになる)

カクテルになる

(ああ、こんなふぇいくだらけのまち)

嗚呼、こんな模造（フェイク）だらけの街

(いんわいにひきさいて)

淫猥に引き裂いて

(どうもうなひょうじょうでひみつをつかまえて)

獰猛な表情で　秘蜜を捕まえて

(もうそうはくものいと)

妄想は蜘蛛の糸

(かんぜんなかんせんしょうはいじんぶったきょういぞんで)

完全な感染症　廃人ぶった共依存で

(もういっそきえちゃいたい)

もういっそ消えちゃいたい

(からまっちゃって)

絡まっちゃって

(なきあっちゃって)

泣きあっちゃって

(だきあっちゃって)

抱きあっちゃって

(とけだしちゃって)

溶けだしちゃって

(こっぱみじんにあいしてます)

木端微塵に愛してます

(しょうぞうけんできょうえんふかかんじょうせんへだてたあい)

肖像権で共演不可　感情戦隔てた愛

(じょうほうのかべにのみこまれて)

情報の壁に飲み込まれて

(じんだいなひがいもうそうゆるされないめろでぃー)

甚大な被害妄想　許されないメロディー

(ずっとくちずさんでいさせて)

ずっと口ずさんでいさせて

(ぼくのなみだを)

僕の涙を

(くちびるでそっと)

唇でそっと

(うけとめてほしい)

受け止めてほしい

(かくごはいいの？)

覚悟はいいの？

(ああ、こんどいつむかえるのだろう)

嗚呼、今度何時逢えるのだろう

(いんさんになきぬれて)

陰惨に泣き濡れて

(けんそうのひょうそうでごまかさないでおくれ)

喧噪の表層で　誤魔化さないでおくれ

(もうじゅうをかいならして)

猛獣を飼いならして

(じゅんぱくのかーねーしょんじゅんすいだってきょういぞんで)

純白のカーネーション　純粋だって狂依存で

(もうずっとこのままで)

もうずっとこのままで

(からだだけ)

身体だけ

(ほしがっちゃって)

欲しがっちゃって

(はじらったって)

恥じらったって

(みぬかれちゃって)

見抜かれちゃって

(こんなぬれちゃってどうしたいの？)

こんな濡れちゃって　どうしたいの？

(ああ、ずっとふぇいとだけしんじて)

嗚呼、ずっと運命（フェイト）だけ信じて

(えいえんをひきつれて)

永遠を引き連れて

(どうもうなひょうじょうでひみつをつかまえて)

獰猛な表情で　秘蜜を捕まえて

(もうそうはくものいと)

妄想は蜘蛛の糸

(かんぜんなかんせんしょうはいじんぶったきょういそんで)

完全な感染症　廃人ぶった共依存で

(もういっそきえちゃいたい)

もういっそ消えちゃいたい

(からまっちゃって)

絡まっちゃって

(なきあっちゃって)

泣きあっちゃって

(だきあっちゃって)

抱きあっちゃって

(こわれちゃって)

壊れちゃって

(こっぱみじんにくだけたいの)

木端微塵に砕けたいの

(かさなっちゃって)

重なっちゃって

(よりそったって)

寄り添ったって

(すれちがってまたうめあって)

すれ違って　また埋めあって

(みいらどりどうしみいらになる)

ミイラ取り同士ミイラになる