aiko もっと

(もっともっともっともっと)

もっともっともっともっと

(ねぇもっとそばにいたかったんだ)

ねぇもっと側にいたかったんだ

(きらいになればいいぼくのことなんてわすれて)

嫌いになればいい僕のことなんて忘れて

(きらいになることばばかりならべてた)

嫌いになる言葉ばかり並べてた

(なにもみえなくてぜんぜんよかったんだ)

何も見えなくて全然良かったんだ

(きみのわらったかおだけでいいとおもってた)

君の笑った顔だけでいいと思ってた

(かれていくきせつにはながあって)

枯れていく季節に花があって

(ずっとあざやかでたっているから)

ずっと鮮やかで立っているから

(つんでぼくだけのものにしたくて)

摘んで僕だけのものにしたくて

(ちぎったところからくろくなって)

ちぎったところから黒くなって

(ぼくのまえからきえたきみのこころがきえた)

僕の前から消えた君の心が消えた

(あたしはねあなたのことがすきなんだよ)

あたしはねあなたのことが好きなんだよ

(しんじてられたしゅんかんはほんとうにしゅんかんで)

信じてられた瞬間は本当に瞬間で

(もっともっともっともっと)

もっともっともっともっと

(ねぇもっとそばにいたかったんだ)

ねぇもっと側にいたかったんだ

(いつのまにのびたくせのあるうしろがみ)

いつの間に伸びた癖のある後ろ髪

(ゆるやかにはねてどこにとんでった)

緩やかに跳ねてどこに飛んでった

(ふりかえるのはぼくまえをむくのはきみ)

振り返るのは僕前を向くのは君

(かさなったみちでなんどもたしかめたのに)

重なった道で何度も確かめたのに

(みちがえるほどきれいにならないで)

見違えるほど綺麗にならないで

(ひざしのつよいひのまつげのかげ)

陽射しの強い日のまつ毛の影

(すこしかすれたこえをさわった)

少しかすれた声を触った

(すべてをつつみこんだぼくのうで)

全てを包み込んだ僕の腕

(ぼくのまえからきえたきみのこころがきえた)

僕の前から消えた君の心が消えた

(あたしはねあなたをずっとみてたんだよ)

あたしはねあなたをずっと見てたんだよ

(そらしたしせんのさきであいのさいごとけた)

そらした視線の先で愛の最後溶けた

(もっともっともっともっと)

もっともっともっともっと

(ねぇもっといっしょにいたかったんだ)

ねぇもっと一緒にいたかったんだ

(だれもしらなくてもあしたがくもりでも)

誰も知らなくても明日が曇りでも

(やくそくはなくてもそれでいい)

約束はなくてもそれでいい

(すこしだけひえたきみのてのひらを)

少しだけ冷えた君の手のひらを

(あたためられたらよかったはずなのに)

温められたらよかったはずなのに

(ぼくのまえからきえたきみのこころがきえた)

僕の前から消えた君の心が消えた

(あたしはねあなたのことがすきなんだよ)

あたしはねあなたのことが好きなんだよ

(しんじてられたしゅんかんはほんとうにしゅんかんで)

信じてられた瞬間は本当に瞬間で

(もっともっともっともっと)

もっともっともっともっと

(ねぇもっとそばにいたかった)

ねぇもっと側にいたかった

(もっともっともっともっと)

もっともっともっともっと

(ねぇもっとそばにいたかったんだ)

ねぇもっと側にいたかったんだ