サヨナラ天国また来て地獄

(ながれおちたなみだでもっと)

流れ落ちた涙でもっと

(つよくなるから)

強くなるから

(このしかくいよわみすらまもりたい)

この四角い弱みすら守りたい

(かなしいほどに)

悲しい程に

(じょうじょうきぶんわらいあって)

上々気分笑い合って

(わりとみたされてはいたけど)

割と満たされてはいたけど

(いつのまにやら)

いつの間にやら

(ずいぶんとこのまちもかわったもんだ)

随分とこの街も変わったもんだ

(かつてだれもがゆめみた)

嘗(かつ)て誰もが夢見た

(にひりすとたちがうんだくだもの)

ニヒリスト逹が産んだ果物

(いびつなかたちもそしゃくしよう)

歪な形も咀嚼しよう

(さよならのかわりとなって)

サヨナラの代わりとなって

(わたしはねもうすでにあなたとちがって)

私はねもうすでに貴方と違って

(かえるばしょなんてない)

帰る場所なんてない

(まけるのがただこわい)

負けるのがただ怖い

(ながれおちたなみだでもっと)

流れ落ちた涙でもっと

(つよくなるから)

強くなるから

(このしかくいよわみすらまもりたい)

この四角い弱みすら守りたい

(かなしいほどに)

悲しい程に

(だからいくせんまばゆいぐずどもへ)

だから幾千　呟(まば)ゆい愚図どもへ

(あいをこめてうたうよ)

愛を込めて歌うよ

(そのばしょがかがやくみらいに)

その場所が輝く未来に

(わたしもいれるように)

私も居れる様に

(あれはあくまかてんしか)

アレは悪魔か天使か

(はたまたぼうれいか)

はたまた亡霊か

(てんごくかじごくなのか)

天国か地獄なのか

(おしえてくれ)

教えてくれ

(にんじょうがたりにらみあって)

人情語(がた)り睨み合って

(よるもねむれないようなとしごろ)

夜も眠れない様な年頃

(だれかのさるまねみごと)

誰かの猿真似見事

(しょせんぼんじんですもんで)

所詮凡人ですもんで

(かべをけってははねかえって)

壁を蹴っては跳ね返って

(またいたましいこのありさま)

また痛ましいこの有様

(にぎりつぶしたきょせいなど)

握り潰した虚勢など

(すぐにおもいでとなって)

すぐに思い出となって

(みにくいむそうよいのすえにこそくに)

醜い夢想酔いの末に姑息に

(なにかおとしまえをつけるならどうぞ)

何か落とし前を付けるならどうぞ

(さながらでぃあーなるなあわれなふくろう)

さながらディアーナルな哀れな梟(ふくろう)

(まるでいみがないしるよしもない)

まるで意味がない知る由もない

(ぱっふらっしゅがたかれごりんじゅう)

パっ フラッシュが焚かれご臨終

(さよならてんごくまたきてじごく)

サヨナラ天国また来て地獄

(いつまでもいつまでもこいをしていような)

何時迄(いつまで)も何時迄も恋をしていような

(そこはやがてさまがわり)

そこはやがて様変わり

(しらないことだらけ)

知らない事だらけ

(みくびっていたくない)

見縊(みくび)っていたくない

(だけどまだまだこわい)

だけどまだまだ怖い

(はなればなれさいれんのまちを)

離れ離れサイレンの街を

(つつみこんだら)

包み込んだら

(またおわらぬこぜりあいつづけよう)

また終わらぬ小競り合い続けよう

(きょうもあしたも)

今日も明日も

(そのきずひとつでなにもかも)

その傷一つで何もかも

(らくになるならもうけもん)

楽になるなら儲けもん

(していきていれるというなら)

して生きていれるというなら

(もんくねぇだろ)

文句ねぇだろ

(ながれおちたなみだでもっと)

流れ落ちた涙でもっと

(つよくなるから)

強くなるから

(このしかくいよわみすらまもりたい)

この四角い弱みすら守りたい

(かなしいほどに)

悲しい程に

(だからいくせんまばゆいぐずどもへ)

だから幾千　呟(まば)ゆい愚図どもへ

(あいをこめてうたうよ)

愛を込めて歌うよ

(そのばしょがかがやくみらいに)

その場所が輝く未来に

(わたしもいれるように)

私も居れる様に

(あれはあくまかてんしか)

アレは悪魔か天使か

(はたまたぼうれいか)

はたまた亡霊か

(てんごくかじごくなのか)

天国か地獄なのか

(おしえてくれ)

教えてくれ