恋の去り際

(おもいなやみまよなかにとびだした)

思い悩み　真夜中に飛び出した

(つめたいかぜにふかれながら)

冷たい風に吹かれながら

(てんめつしんごうをみあげた)

点滅信号を見上げた

(みみをすましてもきみのこえはきこえない)

耳を澄ましても　君の声は聞こえない

(くるまからもれたひっぷほっぷが)

車から漏れたヒップホップが

(さいれんみたいにすぎてく)

サイレンみたいに過ぎてく

(もうわすれたいんだあのしゅんかん)

もう忘れたいんだ　あの瞬間

(まっしろなひかりにてらしだされた)

真っ白な光に　照らし出された

(ねえあのとききみはどんなおもいでそばにいたの)

ねえ　あの時　君はどんな思いで傍にいたの

(あんなにすきだといいあって)

あんなに好きだと言い合って

(ほほをくっつけわらってとったしゃしんにも)

頬をくっつけ笑って撮った写真にも

(こっそりうつりこんでいた)

こっそり写り込んでいた

(かなしいこいのさりぎわ)

悲しい恋の去り際

(きみからもらったしあわせのすべてが)

君から貰った幸せの全てが

(めからこころからおともなくきえた)

目から心から音も無く消えた

(まだしんじられないまま)

まだ信じられないまま

(とおくでぼやけたあかきいろのひかり)

遠くでぼやけた　赤黄色の光

(おもいでだらけのこのまちは)

思い出だらけのこの街は

(まぶしすぎてめをとじた)

眩しすぎて目を閉じた

(みとめたくないんだつらいんだ)

認めたくないんだ　辛いんだ

(むくわれることのないわきやくのように)

報われることのない脇役のように

(ただきずつくこといがいになにひとつできずに)

ただ傷つくこと以外に何一つ出来ずに

(こわれてしまったさいあいのまいにちは)

壊れてしまった最愛の毎日は

(かけらがささってほんとうにいたかった)

欠片が刺さって本当に痛かった

(もうにどともどらないおわりなんだとしった)

もう二度と戻らない　終わりなんだと知った

(もらったてがみはよみかえせないくせに)

貰った手紙は読み返せないくせに

(だいじにしまってすてられないまま)

大事にしまって捨てられないまま

(いつかはわすれられたら)

いつかは忘れられたら

(あんなにすきだといいあって)

あんなに好きだと言い合って

(ほほをくっつけわらってとったしゃしんにも)

頬をくっつけ笑って撮った写真にも

(こっそりうつりこんでいた)

こっそり映り込んでいた

(かなしいこいのさりぎわ)

悲しい恋の去り際

(きみからもらったしあわせをいつかは)

君から貰った幸せをいつかは

(ぜんぶけしてわすれて)

全部消して忘れて

(それいじょうのしあわせをきっとみつけるから)

それ以上の幸せをきっと見つけるから