絶体絶命

(いいひととかよぶなってぼくはそんないいやつじゃない)

良い人とか呼ぶなって　僕はそんな良いヤツじゃない

(そこどまりのひととらべるをはるのやめろって)

そこ止まりの人と　ラベルを貼るのやめろって

(びょうしんのおともむねのこどうもみみざわりだ)

秒針の音も胸の鼓動も耳障りだ

(きみがすぐにへんじをしないせいでこわれそうだ)

君がすぐに返事をしないせいで壊れそうだ

(ねむれないぼくのしらないだれかのゆびで)

眠れない　僕の知らない　誰かの指で

(もだえるきみがうかんできえる)

悶える君が　浮かんで消える

(ひとりみあげるよぞらにやけにきれいなつきとかいらない)

ひとり見上げる夜空に　やけに綺麗な月とかいらない Ah

(とどかないねがいならこわしてしまいたい)

届かない願いなら　壊してしまいたい

(こんやぜったいぜつめいあいせばあいすほどに)

今夜　絶体絶命　愛せば愛すほどに

(きみをとおくかんじてくるおしくなるどうせぼくだけでしょう)

君を遠く感じて狂おしくなる　どうせ僕だけでしょう？

(げんざいしんこうけいどうしてふりーじゃないひと)

現在進行形　どうしてフリーじゃない女性（ヒト）

(うばいたいへきとかぜんぜんないってただきみがほしいだけ)

奪いたい癖（へき）とか　全然ないって　ただ君が欲しいだけ

(ぼくはきみにとってさみしいときだけのそんざいかい)

僕は君にとって　さみしい時だけの存在かい？

(それってもしかしてつごうのいいひと)

それってもしかして　都合の良い男性（ヒト）

(ねいいのそんなぼくをしんようしてむねのほくろさえもしってるのに)

ね、良いの？　そんな僕を信用して　胸のホクロさえも知ってるのに

(ちがうそんなきみをおどすわけないよただねすこしあいたいだけ)

違う　そんな　君を脅すワケ　ないよ　ただね　少し逢いたいだけ

(しんじたいぼくのめをみてはじめてほんきになったよといってた)

信じたい　僕の目をみて　はじめて本気になったよと言ってた

(あのひのきみをいくらのんでもよえないよるにかぎって)

あの日の君を　いくら飲んでも酔えない夜に限って

(のまずにいられない)

飲まずにいられない　Ah

(ゆくあてのないかんじょうのみほしてしまいたい)

行くあてのない感情　飲みほしてしまいたい

(こんやぜったいぜつめいどうしてもとまれない)

今夜　絶体絶命　どうしても止まれない

(ひとりではてたってさきえるわけないのにあのはだのかんしょく)

独りで果てたってさ　消えるわけないのに　あの肌の感触

(めいっぱいせつめいなんていらないだきしめて)

目一杯説明　なんていらない抱きしめて

(それよりもなによりもだきしめさせて)

それよりも何よりも　抱きしめさせて

(ぼくだけのひとでいて)

僕だけの女性（ヒト）でいて

(ぜったいぜつめいあいせばあいすほどに)

絶対絶命　愛せば愛すほどに

(きみをとおくかんじてくるおしくなるどうせぼくだけでしょう)

君を遠く感じて　狂おしくなる　どうせ僕だけでしょう？

(いったいぜんたいさるーるなんかでとまれるの)

一体全体さ　ルールなんかで止まれるの？

(そうじゃないのがあいだっておしえたくせに)

そうじゃないのが愛だって　教えたくせに

(しらなけりゃよかったよ)

知らなけりゃ良かったよ

(このいたみにあいじょういがいなにがあるの)

この痛みに　愛情以外　何があるの？

(ただきみがほしいだけ)

ただ君が欲しいだけ