何が出来るかな

(まどからさしこむひかりにめをほそめて)

窓から差し込む光に目を細めて

(このはをゆらすかぜくりかえしたきせつ)

木の葉を揺らす風繰り返した季節

(てにいれてうしなってきづけばここにいて)

手に入れて失って気付けば此処にいて

(つまずいてまたたってだからきょうがあって)

躓いてまた立ってだから今日があって

(ねえもしもぼくらであわなければ)

ねえもしも僕らであわなければ

(どんなふうにいきてただろう)

どんな風に生きてただろう

(くじけそうになるたびあなたにはげまされたこと)

挫けそうになる度貴方に励まされたこと

(あなたはしっているかな)

貴方は知っているかな

(のばしたそのてがこぼれおちぬように)

伸ばしたその手が零れ落ちぬように

(つないでつむいではなさないから)

繋いで紡いで離さないから

(なにもないせかいではじめたこきゅうが)

何も無い世界で始めた呼吸が

(あなたをみつけていろをつけた)

貴方を見つけて色をつけた

(ほらきずだらけのこころでもいまはわらえるきがするよ)

ほら傷だらけの心でも今は笑える気がするよ

(あなたのためになにができるかな)

貴方の為に何が出来るかな

(うまれたじかんもそだってきたまちも)

生まれた時間も育ってきた街も

(ちがったぼくらがぐうぜんにすれちがって)

違った僕らが偶然にすれ違って

(きせきみたいなかくりつでなまえをおしえあって)

奇跡みたいな確率で名前を教え合って

(ここからまたあるきだすんだ)

ここからまた歩き出すんだ

(いっしょに)

一緒に

(こごえるよるでもひとりのあさでも)

凍える夜でも独りの朝でも

(つないでつむいでつづけたみちで)

繋いで紡いで続けた道で

(なにもないせかいでこんなひどいせかいで)

何も無い世界でこんな酷い世界で

(ぼくはあなたをみつけたんだ)

僕は貴方を見つけたんだ

(だから)

だから

(のばしたそのてがこぼれおちぬように)

伸ばしたその手が零れ落ちぬように

(つないでつむいではなさないから)

繋いで紡いで離さないから

(なにもないせかいではじめたこきゅうが)

何も無い世界で始めた呼吸が

(あなたをみつけていろをつけた)

貴方を見つけて色をつけた

(ほらきずだらけのこころでもあしたをえがきつづけるよ)

ほら傷だらけの心でも明日を描き続けるよ

(あなたあのためになにができるかな)

貴方の為に何が出来るかな