白ゆき
「白ゆき」n-buna
3rdアルバム「月を歩いている」収録
作詞:n-buna
作曲:n-buna
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歌詞(問題文)
(どくをのみこむまえに)
毒を飲み込む前に
(ごじょうのひとまでなつをみおろすように)
五畳の一間で、夏を見下ろすように
(あのひのことをおもっている)
あの日のことを思っている
(はるのかわらのまえをあるいたあのひは)
「春の河原の前を歩いたあの日は、
(よるをわすれるようなひのさすあさで)
夜を忘れるような陽の射す朝で
(かせんのべんちにはねむるだれか)
河川のベンチには眠る、誰か。
(まるでこくたんだった)
まるで黒檀だった。
(くろいかみねむったはるがいた)
黒い髪、眠った春がいた。
(まだしんぞうにのこってるどくが)
まだ心臓に残ってる毒が、
(ああくるったみたいにむねをつついていた)
嗚呼、狂ったみたいに胸を突いていた。」
(さいてsnowwhite)
咲いて snow white
(きょうもわらってないてもう)
今日も笑って泣いてもう、
(もういっかいぼくらのながいじんせいにきどってきすしたら)
もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら
(さいていなあいなかいしょうなしなろんりで)
最低な、愛な、甲斐性なしな論理で
(もうちょっとだけわすれるどりょくとか)
もうちょっとだけ忘れる努力とか
(どくをのみこむまえにあのころのことを)
「毒を飲み込む前にあの頃のことを
(ひとなみにもなれずにあるいたぼくのいままでのこと)
人並みにもなれずに歩いた僕の、今までのこと。
(きらいになったのはゆめとあした)
嫌いになったのは夢と明日。
(ほこれるものなんてひだいしたじそんしんだけだった)
誇れるものなんて肥大した自尊心だけだった。
(はるにであったあのひとのかおだけ)
春に出会ったあの人の顔だけ。
(おぼえてるはずがむねにかすんでいく)
覚えてる筈が胸に霞んでいく。」
(そうだsnowwhite)
そうだ snow white
(ないてきどってないでもう)
泣いて気取ってないで もう、
(もういいよあなたのきおくなんかわらっててをふれよ)
もういいよ、貴方の記憶なんか笑って手を振れよ
(さいていだしんでしまうならきょうだとおもった)
最低だ 死んでしまうなら今日だと思った
(もうずっとだれにきたいもされぬまま)
もうずっと誰に期待もされぬまま
(みずさしをまどにおいてくすねたどくをそそいで)
水差しを窓において くすねた毒を注いで
(かわいたかみにつづった)
乾いた紙に綴った
(けっきょくぼくにはなにもなかった)
「結局僕には何もなかった」
(すべてがむなしくなってかみきれをそらにはなって)
全てが虚しくなって 紙切れを空に放って
(どくみずをくちにふくんだ)
毒水を口に含んだ
(あなたのことをおもいだした)
貴方のことを思い出した。
(snowwhite)
snow white
(ないてわらってういて)
泣いて笑って憂いて
(もうなんであなたのねむってるかおがうかんできえなくて)
もうなんで貴方の眠ってる顔が浮かんで消えなくて
(さいていだ)
最低だ
(さいてsnowwhite)
咲いて snow white
(どうかわらってないてもう)
どうか笑って泣いてもう、
(もういっかいぼくらのながいじんせいにきどってきすしたら)
もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら
(さいていなあいなかいしょうなしなろんりで)
最低な、愛な、甲斐性なしな論理で
(もうちょっとだけあなたをさがせたら)
もうちょっとだけ貴方を探せたら
(もういっぽだけあるいてみれるかな)
もう一歩だけ歩いてみれるかな
(どくをはきだすように)
毒を吐き出すように