【意味怖】檀家 *概要欄に解説

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意味が分かると怖い話です!(記号入力無し)
*解説*
霊能力者は「この呪いは複雑でかけた人間にしか解けない」
と言っている。
ではなぜ、住職はお祓いできたのか。
つまり、町の人間とグルになって、語り手に呪いをかけたのは
住職ということになる。

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問題文

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(わたしはきょねんしごとのかんけいでちょっといなかのまちにひっこしてきた) 私は去年、仕事の関係でちょっと田舎の町に引っ越してきた。 (さいしょはなにもないまちでいやけがさしていた) 最初は何もない町で、嫌気がさしていた。 (しかしもともといんどあはなわたしにとってはべつにかんけいないことだときづいた) しかし、元々インドア派な私にとっては、別に関係ないことだと気づいた。 (いまのごじせいねっとかんきょうさえあればもんだいない) 今のご時世、ネット環境さえあれば問題ない。 (ほしいものもねっとでかえばいいのだ) 欲しいものもネットで買えばいいのだ。 (ただひとつだけきがかりというかめんどうくさいことがあった) ただ、一つだけ気がかりというか面倒くさいことがあった。 (それはまわりのひとがあるてらのだんかにはいるようにいってくることだ) それは周りの人が、ある寺の檀家に入るように言ってくることだ。 (さいじのときなんかはだんかにはいっていないとたいへんだというけど) 催事の時なんかは檀家に入っていないと大変だと言うけど、 (そもそもひとりぐらしだしじっかはべつのまちだししりあいもいないので) そもそも一人暮らしだし、実家は別の町だし、知り合いもいないので (かんこんそうさいによばれることもないはずだ) 冠婚葬祭に呼ばれることもないはずだ。 (かいしゃがらみのばあいもかいしゃでとりしきってくれるのでわたしにはかんけいない) 会社絡みの場合も、会社で取り仕切ってくれるので、私には関係ない。 (だんかにはいったらまいつきかいひをはらわないといけない) 檀家に入ったら、毎月会費を払わないといけない。 (てらをたてかえるとなったらさらにおふせをとられる) 寺を建て替えるとなったら、さらにお布施を取られる。 (いいことなんてない) いいことなんてない。 (だからまいかいだんことしてことわっているのだ) だから、毎回断固として断っているのだ。 (べつにことわったからといっていやがらせをされたりはない) 別に断ったからといって、嫌がらせをされたりはない。 (だがまいしゅうのようにかんゆうされるのはほんとうにうんざりする) だが、毎週のように勧誘されるのは本当にうんざりする。 (いっかいはいらないといったら、もうほっておいてほしいのに) 一回入らないと言ったら、もう放っておいてほしいのに。 (まあかいひといってもつきづき2000えんくらい) まあ、会費と言っても月々2,000円くらい。 (それにそうそうてらをたてかえるなんてこともないから) それにそうそう寺を建て替えるなんてこともないから、
など
(はいってしまったほうがめんどうがなくていいのかもしれない) 入ってしまったほうが面倒がなくていいのかもしれない。 (けどなんかまけたきになるのではんぶんいじになってことわっている) けど、なんか負けた気になるので、半分意地になって断っている。 (1ねんほどたったころだった) 1年程経った頃だった。 (ひさしぶりにかいしゃからぼーなすがでてうかれていたわたし) 久しぶりに、会社からボーナスが出て浮かれていた私。 (ふかくにもでいすいするまでさけをのんでしまった) 不覚にも泥酔するまで酒を飲んでしまった。 (そのかえりみち) その帰り道。 (わたしはよろけてみちのわきにあったおじぞうさんをたおしてしまったのだ) 私はよろけて、道の脇にあったお地蔵さんを倒してしまったのだ。 (たおれたひょうしにくびがとれてしまう) 倒れた拍子に、首が取れてしまう。 (あせったわたしはあわててにげた) 焦った私は慌てて逃げた。 (おじぞうさんのうわさはすぐにひろがったがわたしがたおしたことまではうわさになっていない) お地蔵さんの噂はすぐに広がったが、私が倒したことまでは噂になっていない。 (よるおそかったこともありだれにもみられていなかったのだとおもう) 夜遅かったこともあり、誰にも見られていなかったのだと思う。 (わたしはほっとむねをなでおろした) 私はほっと胸を撫でおろした。 (だけどそれから1しゅうかんがたったころだった) だけど、それから1週間が経った頃だった。 (よるにねているとどこからかぶきみなこえがきこえるようになった) 夜に寝ていると、どこからか不気味な声が聞こえるようになった。 (いえのものがかってにうごいたりてれびがかちてについたり) 家の物が勝手に動いたり、テレビが勝手についたり。 (まどにうちがわからちのようなてがたがついていたときはおどろいた) 窓に内側から血のような手形がついていた時は驚いた。 (でもこんなことをまちのひとにそうだんするわけにもいかない) でも、こんなことを町の人に相談するわけにもいかない。 (だからわたしはじぶんでしらべてれいのうりょくしゃにきてもらった) だから、私は自分で調べて、霊能力者に来てもらった。 (みてもらうとたしかにうちはのろわれているのだという) 見てもらうと、確かにうちは呪われているのだと言う。 (のろいをとけないかきくとこののろいはふくざつでかけたにんげんにしかとけないらしい) 呪いを解けないか聞くと、この呪いは複雑でかけた人間にしか解けないらしい。 (なんにんかのれいのうりょくしゃにもおなじことをいわれたのでまちがいないだろう) 何人かの霊能力者にも同じことを言われたので、間違いないだろう。 (どうしようもなくおいつめられてわたしはうつびょうになりかけた) どうしようもなく追い詰められて、私はうつ病になりかけた。 (しごとにもまったくてがつかない) 仕事にもまったく手がつかない。 (しごとをやめてひっこすしかない) 仕事を辞めて、引っ越すしかない。 (そうおもっているときだった) そう思っている時だった。 (うちにおぼうさんがやってきた) 家にお坊さんがやってきた。 (ちかくのおてらのじゅうしょくらしい) 近くのお寺の住職らしい。 (おはらいしましょうといってくれたじゅうしょく) お祓いしましょうと言ってくれた住職。 (ただわたしはだんかになっていないということをせつめいした) ただ、私は檀家になっていないということを説明した。 (じゅうしょくはこまっているひとがいるのにだんかとかかんけいありませんといってくれた) 住職は、困っている人がいるのに檀家とか関係ありません、と言ってくれた。 (わたしはなきながらじゅうしょくにおねがいした) 私は泣きながら住職にお願いした。 (するとじゅうしょくは1じかんほどいえでおきょうをとなえてくれた) すると、住職は1時間ほど家でお経を唱えてくれた。 (そのこうかはぜつだいでそのひからぴたりとふかかいなことはおこらなくなった) その効果は絶大で、その日からピタリと不可解なことは起こらなくなった。 (わたしはじゅうしょくにかんしゃしおてらのだんかにはいった) 私は住職に感謝し、お寺の檀家に入った。 (だんかせいどなんてきらっていたけどひとのつながりはすばらしいものだとしった) 檀家制度なんて嫌っていたけど、人の繋がりは素晴らしいものだと知った。
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