今、話したい誰かがいる

(ひとりでいるのがいちばんらくだった)

一人でいるのが　一番楽だった

(だれかといっしょにいるとぼくはぼくじゃない)

誰かと一緒にいると　僕は僕じゃない

(ちいさいころからぶらんこがすきで)

小さい頃から　ブランコが好きで

(しーそーにのっているときは)

シーソーに乗っている時は

(ただあいてにあわせた)

ただ相手に合わせた

(きづけばきみはいつのまにか)

気づけば君はいつのまにか

(ぼくのすぐちかくにいるのに)

僕のすぐ近くにいるのに

(ぼくはぼくらしくそう)

僕は僕らしく　そう

(ふつうでいられるのはなぜだろう)

普通でいられるのは　なぜだろう？

(それがこいとしってしまったなら)

それが恋と知ってしまったなら

(こんなしぜんにはなせなくなるよ)

こんな自然に話せなくなるよ

(だからぼくたちはにたものどうし)

だから僕たちは似た者同士

(きのあうともだちだとおもってる)

気の合う友達だと思ってる

(めのまえにはいつもひんとがあり)

目の前にはいつもヒントがあり

(まぎれもないかこのこたえがある)

紛れもない過去の答えがある

(あきらめるならひとりでいいけど)

あきらめるなら一人でいいけど

(ゆめをみるならきみといっしょがいい)

夢を見るなら君と一緒がいい

(はなしたいだれかがいるってしあわせだ)

話したい誰かがいるってしあわせだ

(りんごをむくときははおやのゆびさきが)

リンゴを剝く時　母親の指先が

(すべってきってしまいそうで)

滑って切ってしまいそうで

(きらいとうそついた)

嫌いと嘘ついた

(なにもほしいといわなければ)

何も欲しいと言わなければ

(えいえんにきずつかずにすむ)

永遠に傷つかずに済む

(ぼくはなんかいかそのかさぶたをみてまなんだのぞまない)

僕は何回か　その瘡蓋を見て学んだ　望まない

(これがこいとしってしまったんだ)

これが恋と知ってしまったんだ

(いっぽんのこーらふたりのんでから)

一本のコーラ　二人飲んでから

(きゅうにぼくたちはどきどきとして)

急に　僕たちはドキドキとして

(おたがいにいせいだとおもいだす)

お互いに異性だと思い出す

(いままでならきっとにげてただろう)

今までならきっと逃げてただろう

(きみのことをうしなうのがこわい)

君のことを失うのが怖い

(かたおもいならだまっていればいい)

片想いなら黙っていればいい

(りょうおもいならきづかなければいい)

両思いなら気づかなければいい

(はなしたいだれかがいるっていいもんだ)

話したい誰かがいるっていいもんだ

(ぼくのへやかたすみで)

僕の部屋　片隅で

(まんがよんでるきみとだったら)

漫画読んでる　君とだったら

(しーそーのってみよう)

シーソー乗ってみよう

(それがこいとしってしまったなら)

それが恋と知ってしまったなら

(こんなしぜんにはなせなくなるよ)

こんな自然に話せなくなるよ

(だからぼくたちはにたものどうし)

だから僕たちは似た者同士

(きのあうともだちだとおもってる)

気の合う友達だと思ってる

(めのまえにはいつもひんとがあり)

目の間にはいつもヒントがあり

(まぎれもないかこのこたえがある)

紛れもない過去の答えがある

(あきらめるならひとりでいいけど)

あきらめるなら一人でいいけど

(ゆめをみるならきみといっしょがいい)

夢を見るなら君と一緒がいい

(はなしたいだれかがいるってしあわせだ)

話したい誰かがいるってしあわせだ