いくじなし

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投稿者投稿者hayao11いいね0お気に入り登録
プレイ回数159難易度(3.8) 2538打 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 いくじなし  筋肉少女帯  作詞大槻 ケンジ  作曲筋肉少女帯
筋肉少女帯
※このタイピングは「いくじなし」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(ふぇてぃしすとのあにはいくじなし)

フェティシストの兄はいくじなし

(ふぇてぃしすとのあにはいくじなし)

フェティシストの兄はいくじなし

(それでもぼくのねえさんとこいにおちました)

それでも僕の姉さんと恋におちました

(ふぇてぃしすとのあねはかわいくて)

フェティシストの姉はかわいくて

(ふぇてぃしすとのあねはかわいくて)

フェティシストの姉はかわいくて

(それでもこんじょうなしおとことこいにおちました)

それでも根性なし男と恋におちました

(ぼくのねえさんはうつくしかったがわかくしてしんだ)

僕の姉さんは美しかったが若くして死んだ

(あねはうつくしかったが、いかれていたふぇてぃしすとだった)

姉は美しかったが、いかれていた フェティシストだった

(そらもようのきげんのわるいひにはゆうぐれまできんじょをうろつきまわった)

空模様の気嫌の悪い日には 夕暮れまで近所をうろつきまわった

(そうしきのよるねえさんのこいびととしょうするおとこがやってきてぼくにいった)

葬式の夜 姉さんの恋人と称する男がやって来て僕に言った

(けんじくんこれからはぼくをにいさんだとおもってくれ)

「ケンジ君 これからは僕を兄さんだと思ってくれ」

(そのよる、にいさんはぼくのてをにぎってこういった)

その夜、兄さんは僕の手を握ってこう言った

(きみのねえさんとはりかいしあっていたよ)

「君の姉さんとは理解し合っていたよ」

(やがてかれはかんきわまったのかぽろぽろとなみだをながしはじめた)

やがて彼は感極まったのかポロポロと涙を流し始めた

(ぼくのてをにぎりながら、なみだをながしはじめた)

僕の手を握りながら、涙を流し始めた

(そのてはみょうにあたたかくぼくはちょっといやだなぁとおもっていた)

その手は妙に暖かく僕はちょっといやだなァと思っていた

(それからしばらくしてにいさんはぼくのいえにあそびにくるようになった)

それからしばらくして兄さんは僕の家に遊びに来るようになった

(あそびにくるというのはいいわけでぼくにかねをせびりにくるのであった)

遊びに来るというのは言い訳で僕に金をせびりに来るのであった

(けんじくんちょっとつごうしてくれないか、)

「ケンジ君 ちょっと都合してくれないか、

(わるいゆうじんにひっかかってしまってねぇなどといいつつ)

悪い友人にひっかかってしまってねぇ」などと言いつつ

(そのひもぼくのてからかねをうけとり)

その日も僕の手から金を受けとり

(にいさんはてれたわらいをうかべていたが、)

兄さんはテレた笑いを浮かべていたが、

(ふいにまがおになってぼくにいった)

ふいに真顔になって僕に言った

(けんじくんふたりでたびにでようどこかとおいたびにでよう)

「ケンジ君二人で旅に出よう どこか遠い旅に出よう

(みたこともないくにのかぜにふかれたらねえさんのことなんかすぐにわすれられるだろう)

見たこともない国の風に吹かれたら 姉さんの事なんかすぐに忘れられるだろう

(のんびりくらそうあまりかねにはならないかもしれないけれど)

のんびり暮そう あまり金にはならないかも知れないけれど

(まっとうにいきるということはそーいうことなんだなぁ)

まっとうに生きるということはそーいうことなんだなぁ」

(けっきょくふたりであんてなをうりながらたびをはじめた)

結局二人でアンテナを売りながら旅を始めた

(てれびもないようなむらでもうれしそうにかってくれて)

テレビもないような村でもうれしそうに買ってくれて

(ありがたいとまでいってくれたぼくもなんだかきぶんがよかった)

「ありがたい」とまで言ってくれた 僕も何だか気分がよかった

(あんてなはとぶようにうれてぼくたちはおかねもちになった)

アンテナは飛ぶように売れて 僕たちはお金持ちになった

(それはいいきぶんだったいちにちじゅうにこにこしてくらした)

それはいい気分だった 一日中ニコニコして暮らした

(そんなあるひぼくはいきだおれのおんなのひとをみた)

そんなある日 僕は生き倒れの女の人を見た

(そのひとはこころなしかねえさんににていてきにはなったが)

その人は心なしか姉さんに似ていて 気にはなったが

(たすけずにとおりすぎてしまった)

助けずに通りすぎてしまった

(つぎのひけっきょくそのひとはしんだときいた)

次の日 結局その人は死んだと聞いた

(そのはなしをするとにいさんはぼくをどなりつけた)

その話をすると兄さんは僕を怒鳴りつけた

(けんじくん!けんじくん!ぼくはそんなおとこにきょういくしたおぼえはない)

「ケンジ君!ケンジ君!僕はそんな男に教育した覚えはない

(ねえさんだってあのよでかなしんでいるはずだ)

姉さんだってあの世で悲しんでいるはずだ

(けんじくん!このいくじなしが!いくじなしが!このこんじょうなしが!)

ケンジ君!このいくじなしが!いくじなしが!この根性なしが!」

(ぼくとにいさんはてつぼうがすきだった)

僕と兄さんは鉄棒が好きだった

(しょうがっこうのこうていかいほうにいってふたりでてつぼうでぐるぐるとまわった)

小学校の校庭開放にいって 二人で鉄棒でグルグルと回った

(ぐるぐるまわっているといやなことやねえさんのことなんかは)

グルグル回っていると いやな事や姉さんの事なんかは

(ふしぎとわすれてしまえるのだった)

不思議と忘れてしまえるのだった

(まわりながらにいさんはぼくにいった)

回りながら兄さんは僕に言った

(けんじくんなんだかきもちがよいねぇ)

「ケンジ君なんだか気持ちがよいねぇ」

(なんだかとってもきもちがいいですねぇ)

「なんだかとっても気持ちがいいですねぇ」

(ぐるぐるぐるぐるぐるぐるまわりながらにいさんはこういった)

グルグルグルグルグルグル回りながら兄さんはこう言った

(けんじくん!けんじくん!いまおもうときみのそしてぼくのねえさんのことは)

「ケンジ君!ケンジ君!今思うと君の そして僕の姉さんの事は

(とてもいいおもいでだったよねぇ)

とてもいい思い出だったよねぇ」

(にいさん!にいさん!いくじなしのにいさん!)

兄さん!兄さん!いくじなしの兄さん!

(ぼくはきみとねえさんをのうずいはにんげんのなかのめいきゅうであるという)

僕は君と姉さんを脳髄は人間の中の迷宮であるという

(かんてんからあえてゆるそうだからにいさん)

観点からあえて許そう だから兄さん

(どんなにたくさんのひとがばかにしても)

どんなにたくさんの人がバカにしても

(きみたちはふぇてぃしすとでありつづけてほしい)

君たちはフェティシストであり続けてほしい

(にいさんきいているのか?にいさんきいているのか?)

兄さん 聞いているのか? 兄さん 聞いているのか?

(しかしそのごあにはしがないあんてなうりでいっしょうをおえた)

しかし その後兄はしがないアンテナ売りで一生を終えた

(このいくじなしが)

このいくじなしが