小説長文1!

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投稿者投稿者まりとっつぉ🎐いいね0お気に入り登録
プレイ回数2難易度(3.5) 1942打 長文
今回はSF系です!「星を返す日」
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!

砂漠と聞くと、一面が砂で覆われたとても暑い場所を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、砂漠とは「雨がほとんど降らない地域」のことであり、必ずしも暑いとは限りません。実際には、雪が降るほど寒い砂漠も世界には存在しています。また、砂漠では昼と夜の気温差がとても大きく、昼間は40℃を超えていても、夜には10℃以下まで下がることもあります。このような厳しい環境の中でも、ラクダやサボテンなどは水を効率よく使ったり、体の仕組みを工夫したりしながら生きています。何もないように見える砂漠ですが、そこには環境に適応した生き物たちの知恵がたくさん詰まっているのです。
とはいえ、「砂漠に行けば砂遊び仕放題だ!」なんて考えていると、多分最初に後悔するのは暑さのほうです。砂のお城を作る余裕は、きっと残っていないと思います。

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問題文

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(じんるいは、よぞらからほしがきえるじだいをむかえた。) 人類は、夜空から星が消える時代を迎えた。 (さいしょはだれもきづかなかった。) 最初は誰も気づかなかった。 (ひとつ、またひとつとひかりがへっていく。) 一つ、また一つと光が減っていく。 (とかいのあかりのせいだろうといわれたが、) 都会の明かりのせいだろうと言われたが、 (ぼうえんきょうをつかっても、そこにあるはずのほしはみつからなかった。) 望遠鏡を使っても、そこにあるはずの星は見つからなかった。 (ちょうさのけっかはせかいじゅうをしんかんさせた。) 調査の結果は世界中を震撼させた。 (ほしはきえたのではない。) 星は消えたのではない。 (「だれか」にかいしゅうされていた。) 「誰か」に回収されていた。 (うちゅうのどこかにそんざいするぶんめいが、) 宇宙のどこかに存在する文明が、 (じゅみょうをむかえたこうせいをしげんとしてかいしゅうしていたのだ。) 寿命を迎えた恒星を資源として回収していたのだ。
(じんるいはこうぎのでんぱをおくりつづけた。) 人類は抗議の電波を送り続けた。 (へんじはひゃくねんごにとどいた。) 返事は百年後に届いた。 (「かんりばんごう・ちきゅうぶんめい。こうせいのしょゆうけんはありません。」) 「管理番号・地球文明。恒星の所有権はありません。」 (たったそれだけ。) たったそれだけ。 (たいようだけはたいしょうがいだった。) 太陽だけは対象外だった。 (ぶんめいをそだてるほしは、いっていきかんほごされるといううちゅうほうがあるらしい。) 文明を育てる星は、一定期間保護されるという宇宙法があるらしい。 (じんるいはあんしんした。) 人類は安心した。 (たいようがあるかぎり、いきていける。) 太陽がある限り、生きていける。 (そうおもっていた。) そう思っていた。 (あるひ、せかいじゅうのそらに、きょだいなわがあらわれた。) ある日、世界中の空に、巨大な輪が現れた。
など
(たいようをかこむように、ゆっくりとかいてんしている。) 太陽を囲むように、ゆっくりと回転している。 (だれもがりかいした。) 誰もが理解した。 (かいしゅうのじゅんびだ。) 回収の準備だ。 (てんもんがくしゃはけいさんした。) 天文学者は計算した。 (ほごきげんまで、あといちねん。) 保護期限まで、あと一年。 (せかいはこんらんした。) 世界は混乱した。 (うちゅうせんをつくるくに。) 宇宙船を造る国。 (ちかとしをけんせつするきぎょう。) 地下都市を建設する企業。 (かみにいのるひとびと。) 神に祈る人々。 (わらってさいごをむかえようとするひとびと。) 笑って最後を迎えようとする人々。 (そのいちねんで、じんるいはなんぜんねんぶんものぎじゅつをうみだした。) その一年で、人類は何千年分もの技術を生み出した。 (だが、どれもまにあわなかった。) だが、どれも間に合わなかった。 (そしてさいごのひ。) そして最後の日。 (たいようのしゅういをまわっていたわがしずかにかがやきはじめる。) 太陽の周囲を回っていた輪が静かに輝き始める。 (だれもがそらをみあげた。) 誰もが空を見上げた。 (そのしゅんかん。) その瞬間。 (わは、くだけちった。) 輪は、砕け散った。 (うちゅうぜんたいにしろいひかりがひろがり、すうびょうできえる。) 宇宙全体に白い光が広がり、数秒で消える。 (たいようはそこにあった。) 太陽はそこにあった。 (なにもおこらない。) 何も起こらない。 (せかいじゅうがちんもくした。) 世界中が沈黙した。 (すうじつご、いっつうのでんぱがとどく。) 数日後、一通の電波が届く。 (「ほごきかんをこうしんしました。」) 「保護期間を更新しました。」 (じんるいはかんせいをあげた。) 人類は歓声を上げた。 (ききはさったのだ。) 危機は去ったのだ。 (しかし、でんぱにはつづきがあった。) しかし、電波には続きがあった。 (「りゆう。ぶんめいがかんそくしゃとなったため。」) 「理由。文明が観測者となったため。」 (いみがわからなかった。) 意味が分からなかった。 (そのぶんしょうをかいどくしたぶつりがくしゃだけがあおざめた。) その文章を解読した物理学者だけが青ざめた。 (うちゅうは、だれかがみているかぎりそんざいをたもてる。) 宇宙は、誰かが見ている限り存在を保てる。 (それはじんるいがかんがえていた「かんそくもんだい」を、) それは人類が考えていた「観測問題」を、 (うちゅうそのものがりようしているということだった。) 宇宙そのものが利用しているということだった。 (ぶんめいはしげんではない。) 文明は資源ではない。 (うちゅうをささえるめだったのだ。) 宇宙を支える目だったのだ。 (そしてさいごのいちぶん。) そして最後の一文。 (「つぎのたんとうせいけいへむかいます。あらたなかんそくしゃをいくせいしてください。」) 「次の担当星系へ向かいます。新たな観測者を育成してください。」 (じんるいはそのひ、はじめてりかいした。) 人類はその日、初めて理解した。 (ほしはもえるためにうまれたのではない。) 星は燃えるために生まれたのではない。 (だれかが、うちゅうをみつづけるためにうまれていたのだ。) 誰かが、宇宙を見続けるために生まれていたのだ。
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