小説長文8! 第六話

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投稿者投稿者白鮮まり @まりとっつぉ🎐いいね0お気に入り登録
プレイ回数1難易度(3.2) 1982打 長文
恋愛小説系です!「君と隣で見る世界」第六話
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)

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問題文

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(ぶんかさいがおわってしばらくすると、つぎはたいいくさいのきせつになった。) 文化祭が終わってしばらくすると、次は体育祭の季節になった。 (あさのほーむるーむでしゅもくがはっぴょうされ、) 朝のホームルームで種目が発表され、 (わたしはくらすたいこうりれーにでるるいのなまえをみつけた。) 私はクラス対抗リレーに出るルイの名前を見つけた。 (「るいくん、りれーでるんだ。」) 「ルイくん、リレー出るんだ。」 (「うん。うんどうならまかせて。」) 「うん。運動なら任せて。」 (「じしんまんまんじゃん。」) 「自信満々じゃん。」 (「ももはなににでるの?」) 「モモは何に出るの?」 (「わたしはかりものきょうそう。」) 「私は借り物競走。」 (「それ、おもしろそう。」) 「それ、面白そう。」 (わらいあう。) 笑い合う。
(それだけで、ぶんかさいのときとはすこしちがうどきどきをかんじた。) それだけで、文化祭の時とは少し違うドキドキを感じた。 (たいいくさいとうじつ。) 体育祭当日。 (あさからこうていはたくさんのせいとでにぎわっていた。) 朝から校庭はたくさんの生徒で賑わっていた。 (わたしはじぶんのきょうぎをおえると、いそいでるいのいるおうえんせきへむかった。) 私は自分の競技を終えると、急いでルイのいる応援席へ向かった。 (「つぎ、るいくんのりれーだよ。」) 「次、ルイくんのリレーだよ。」 (「え、ほんとう?」) 「え、本当?」 (ともだちにいわれ、わたしはあわててたちあがった。) 友達に言われ、私は慌てて立ち上がった。 (すたーとのあいずがなる。) スタートの合図が鳴る。 (るいがいきおいよくはしりだした。) ルイが勢いよく走り出した。 (きんいろのかみがかぜになびき、どんどんまえのせんしゅをおいぬいていく。) 金色の髪が風になびき、どんどん前の選手を追い抜いていく。
など
(「るい、がんばって!」) 「ルイ、頑張って!」 (きづけばわたしは、おおきなこえでさけんでいた。) 気づけば私は、大きな声で叫んでいた。 (さいごのちょくせんで、るいがいっきにかそくする。) 最後の直線で、ルイが一気に加速する。 (そのままくらすをいちいへみちびいた。) そのままクラスを一位へ導いた。 (ごーるしたるいが、まっさきにこちらをみる。) ゴールしたルイが、真っ先にこちらを見る。 (そしてわらった。) そして笑った。 (わたしはおもわずむねにてをあてた。) 私は思わず胸に手を当てた。 (どうしてだろう。) どうしてだろう。 (めがあっただけなのに、こんなにうれしい。) 目が合っただけなのに、こんなに嬉しい。 (きょうぎがおわったあと、るいがこちらへあるいてきた。) 競技が終わった後、ルイがこちらへ歩いてきた。 (「もも、おうえんしてくれてたよね。」) 「モモ、応援してくれてたよね。」 (「う、うん。」) 「う、うん。」 (「ちゃんときこえた。」) 「ちゃんと聞こえた。」 (「はずかしい......。」) 「恥ずかしい......。」 (わたしがうつむくと、るいがわらう。) 私が俯くと、ルイが笑う。 (「うれしかったよ。」) 「嬉しかったよ。」 (まただ。) まただ。 (るいはときどき、わたしをかんたんにどきどきさせることをいう。) ルイは時々、私を簡単にドキドキさせることを言う。 (「もものかりものきょうそう、つぎじゃん。」) 「モモの借り物競走、次じゃん。」 (「そうだった!」) 「そうだった!」 (「がんばって。」) 「頑張って。」 (「うん!」) 「うん!」 (わたしもきょうぎへむかった。) 私も競技へ向かった。 (すたーとしてかーどをひく。) スタートしてカードを引く。 (そこには「たいせつなひと」とかかれていた。) そこには「大切な人」と書かれていた。 (「......たいせつなひと?」) 「......大切な人?」 (おもわずかたまる。) 思わず固まる。 (だれをつれていけばいいのかわからない。) 誰を連れていけばいいのか分からない。 (そのとき、とおくにるいがみえた。) その時、遠くにルイが見えた。 (むねがおおきくなる。) 胸が大きく鳴る。 (でも、いまのわたしには「たいせつなひと」といえるほどのゆうきはなかった。) でも、今の私には「大切な人」と言えるほどの勇気はなかった。 (けっきょく、わたしはせんせいをつれてごーるした。) 結局、私は先生を連れてゴールした。 (「せんせいでもいいんだ?」) 「先生でもいいんだ?」 (「た、たぶん!」) 「た、多分!」 (みんながわらう。) みんなが笑う。 (すこしはずかしかったけれど、るいもわらっていた。) 少し恥ずかしかったけれど、ルイも笑っていた。 (「ももらしいね。」) 「モモらしいね。」 (「どういういみ?」) 「どういう意味?」 (「なんとなく。」) 「なんとなく。」 (たいいくさいがおわり、ゆうがたのこうていはすこししずかになっていた。) 体育祭が終わり、夕方の校庭は少し静かになっていた。 (「きょうはたのしかったね。」) 「今日は楽しかったね。」 (るいがいう。) ルイが言う。 (「うん。」) 「うん。」 (「らいねんもいっしょにでたいな。」) 「来年も一緒に出たいな。」 (「......うん。」) 「......うん。」 (わたしはわらった。) 私は笑った。 (でも、こころのなかではべつのことをかんがえていた。) でも、心の中では別のことを考えていた。 (らいねんも、さらいねんも。) 来年も、再来年も。 (できるならずっと、るいのとなりにいたい。) できるならずっと、ルイの隣にいたい。 (そのためにも。) そのためにも。 (いつか、このきもちをちゃんとつたえたい。) いつか、この気持ちをちゃんと伝えたい。 (ゆうやけのこうていをあるきながら、わたしはそうきめた。) 夕焼けの校庭を歩きながら、私はそう決めた。
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