死滅回遊 -2-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
全部手打ちのため、読みなどによく間違いがあります。いつも修正ありがとうございます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7939 | 神 | 8.0 | 98.0% | 269.8 | 2185 | 43 | 56 | 2026/09/05 |
| 2 | HAKU | 7488 | 光 | 7.5 | 98.6% | 293.5 | 2229 | 31 | 56 | 2026/09/07 |
| 3 | Jyo | 6224 | A++ | 6.3 | 97.5% | 343.3 | 2191 | 54 | 56 | 2026/09/07 |
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問題文
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(あんまりはんばーがーばかりたべさせられるのにへいこうして、)
あんまりハンバーガーばかり食べさせられるのに閉口して、
(「てりやきとか、ちーずばーがーとか、ばりえーしょんをいれませんか」)
「テリヤキとか、チーズバーガーとか、バリエーションを入れませんか」
(とていあんしてみたが、「はんばーがーだからいみがあるんだ。)
と提案してみたが、「ハンバーガーだから意味があるんだ。
(ばかじゃないの」とののしられた。)
馬鹿じゃないの」と罵られた。
(「すみません」というしかない。)
「すみません」と言うしかない。
(そんなくろうしてとったしゃしんたちをひとつひとつ、じっくりとみていく。)
そんな苦労して撮った写真たちを一つ一つ、じっくりと見ていく。
(すこーんをたべながらだ。)
スコーンを食べながらだ。
(ししょうがなぜかたいりょうにつくってしまったという、)
師匠が何故か大量に作ってしまったという、
(すこーんとこうちゃをひたすらたべてたべてすすってすすって・・・・・)
スコーンと紅茶をひたすら食べて食べて啜って啜って・・・・・
(なんだかへんなてんしょんになっていた。)
なんだか変なテンションになっていた。
(よるもふけてきたが、かふぇいんのせいなのか、ぜんぜんねむくならない。)
夜も更けてきたが、カフェインのせいなのか、全然眠くならない。
(「あー、やっぱり、こうそくどうろのがそすたでとっとけばよかったー!」)
「あー、やっぱり、高速道路のガソスタで撮っとけば良かったー!」
(ししょうがたたみをたたいてくやしがっている。)
師匠が畳を叩いて悔しがっている。
(こうそくどうろのぱーきんぐえりあによったとき、しきちないにあった)
高速道路のパーキングエリアに寄った時、敷地内にあった
(がそりんすたんどになにかいんすぴれーしょんをかんじたらしく、)
ガソリンスタンドになにかインスピレーションを感じたらしく、
(そのたかいやねのうえのはじっこにはんばーがーのってたらさいこうじゃないか、)
その高い屋根の上のはじっこにハンバーガー乗ってたら最高じゃないか、
(といいだしたのだ。)
と言い出したのだ。
(うらのたいやのやまをあしばにしてなんとかやねによじのぼり、)
裏のタイヤの山を足場にしてなんとか屋根によじ登り、
(こっそりおいてこいと、そういういのちれいをくだされ、ぼくはぜんりょくできょひしたのだった。)
こっそり置いて来いと、そういう命令を下され、僕は全力で拒否したのだった。
(「こっちもいいなあ。これはちょっとこうずがまずかったな」)
「こっちもいいなあ。これはちょっと構図がまずかったな」
など
(ししょうはあきもせず、しゃしんをみつづける。)
師匠は飽きもせず、写真を見続ける。
(もうむり。)
もう無理。
(これいじょうすこーんはくえないし、こうちゃものめないし、)
これ以上スコーンは食えないし、紅茶も飲めないし、
(はんばーがーのしゃしんもみたくない。)
ハンバーガーの写真も見たくない。
(ぼくがそうせんげんしようとしたときだった。)
僕がそう宣言しようとした時だった。
(ふいに、ひんやりしたくうきがほおをなでた。まどがあいていたのかとおもって、)
ふいに、ひんやりした空気が頬を撫でた。窓が開いていたのかと思って、
(そちらをみるが、しっかりしまったままだった。)
そちらを見るが、しっかり閉まったままだった。
(つぎのしゅんかん、ひふのひょうめんをちいさなむしがはいまわるようなおかんがぜんしんにはしった。)
次の瞬間、皮膚の表面を小さな虫が這いまわるような悪寒が全身に走った。
(なんだ。)
なんだ。
(いったい。)
いったい。
(へやのなかにいへんはない。)
部屋の中に異変はない。
(ばーがーのあるふうけいのしゃしんたちも、ゆかにちらばったままだ。)
バーガーのある風景の写真たちも、床に散らばったままだ。
(なにかがおこった。いや、おころうとしているのか。)
なにかが起こった。いや、起ころうとしているのか。
(しかし、それがなんなのかわからない。)
しかし、それがなんなのか分からない。
(おもわずこしをうかしかける。)
思わず腰を浮かしかける。
(ぼくのそのうごきを、ししょうがわずかなしぐさでせいする。)
僕のその動きを、師匠がわずかな仕草で制する。
(ししょうはけわしいひょうじょうをして、ゆだんなくしゅういをみまわしている。)
師匠は険しい表情をして、油断なく周囲を見回している。
(やがてめをとじ、しばらくいきをとめていたかとおもうと、)
やがて目を閉じ、しばらく息を止めていたかと思うと、
(ふいにたちあがり、「なにかくる」といった。)
ふいに立ち上がり、「なにか来る」と言った。
(ししょうはうわぎをむぞうさにはおり、てーぶるにころがっていたくるまのかぎをてにとる。)
師匠は上着を無造作に羽織り、テーブルに転がっていた車の鍵を手に取る。
(「いくぞ」)
「行くぞ」
(「はい」)
「はい」
(ぼくはししょうにつづいてへやのそとへでた。そしてぼろけいよんのじょしゅせきにすべりこむ。)
僕は師匠に続いて部屋の外へ出た。そしてボロ軽四の助手席に滑り込む。
(そとはくらかった。つきあかりがくもにはんぶんさえぎられている。)
外は暗かった。月明かりが雲に半分遮られている。
(くるまをはっしんさせながら、ししょうはいった。)
車を発進させながら、師匠は言った。
(「かんじたのか」)
「感じたのか」
(「はい」)
「はい」
(「これはれいかんじゃないぞ」)
「これは霊感じゃないぞ」
(れいかんじゃない?)
霊感じゃない?
(そういわれて、ふにおちるものがあった。たしかにれいかんとはすこしちがうきがする。)
そう言われて、腑に落ちるものがあった。確かに霊感とは少し違う気がする。
(れいのけはいをどこかにかんじたわけではなかった。)
霊の気配をどこかに感じたわけではなかった。
(ではなんだといわれると、せつめいしつらい。)
ではなんだと言われると、説明し辛い。
(だがとてつもなくおぞましいかんじがするのだ。)
だがとてつもなくおぞましい感じがするのだ。
(「こいつは・・・・・」)
「こいつは・・・・・」
(ししょうはまえをみすえながらいった。)
師匠は前を見据えながら言った。
(「いやなよかんってやつだ」)
「嫌な予感ってやつだ」