オリジナル血鬼術 夢幻5
リクエストいただきありがとうございました!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)
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(けっきじゅつ:げんげつ・おぼろび)
血鬼術:幻月・朧灯
(がいよう:げんげつ・おぼろびは、あわいげっこうをやどしたこうきゅうをうみだし、)
概要:幻月・朧灯は、淡い月光を宿した光球を生み出し、
(たいしょうしゃのきょりかん、えんきんかん、くうかんにんしきをくるわせるいのう。)
対象者の距離感、遠近感、空間認識を狂わせる異能。
(むらがおうぎをふると、しゅういにあおじろいひかりをはなつちいさなこうきゅうがうかびあがる。)
夢羅が扇を振ると、周囲に青白い光を放つ小さな光球が浮かび上がる。
(そのこうきゅうをみたものは、めのまえにあるものとのきょりをただしくにんしきできなくなる。)
その光球を見た者は、目の前にあるものとの距離を正しく認識できなくなる。
(たとえば、めのまえにいるむらをすうじゅうめーとるさきにいるようにかんじたり、)
例えば、目の前にいる夢羅を数十メートル先にいるように感じたり、
(とおくにたっているむらをてのとどくきょりにいるとおもいこんだりする。)
遠くに立っている夢羅を手の届く距離にいると思い込んだりする。
(てきがこうげきをしかけても、きょりのみつもりをあやまればやいばはとどかない。)
敵が攻撃を仕掛けても、距離の見積もりを誤れば刃は届かない。
(はんたいに、まだとおいとおもっていたむらのこうげきが、)
反対に、まだ遠いと思っていた夢羅の攻撃が、
(よそうがいのちかさからせまってくることもある。)
予想外の近さから迫ってくることもある。
(さらに、こうきゅうはひとつだけでもこうかをはっきするが、)
さらに、光球は一つだけでも効果を発揮するが、
(ふくすうをことなるいちにうかべることで、くうかんぜんたいのえんきんかんをふくざつにゆがませられる。)
複数を異なる位置に浮かべることで、空間全体の遠近感を複雑に歪ませられる。
(ゆめじ・めいきゅうがすすむみちをみうしなわせるいのうなら、)
夢路・迷宮が進む道を見失わせる異能なら、
(げんげつ・おぼろびはめのまえにあるものとのきょりさえしんじられなくするいのう。)
幻月・朧灯は目の前にあるものとの距離さえ信じられなくする異能。
(むらはこのいのうをりようし、てきのこうげきはんいのそとにいるようにみせながらせっきんし、)
夢羅はこの異能を利用し、敵の攻撃範囲の外にいるように見せながら接近し、
(あいてがきょりをあやまったしゅんかんにはんげきをしかける。)
相手が距離を誤った瞬間に反撃を仕掛ける。
(とくちょう:1、あわいせいはくしょくのこうきゅうをくうちゅうにうみだす。)
特徴:1、淡い青白色の光球を空中に生み出す。
(こうきゅうはつきのようなかがやきをはなち、しゅういにうすいきりじょうのひかりをただよわせる。)
光球は月のような輝きを放ち、周囲に薄い霧状の光を漂わせる。
(2、たいしょうしゃがかんじるきょりをくるわせ、ちかくにあるものをとおく、)
2、対象者が感じる距離を狂わせ、近くにあるものを遠く、
(とおくにあるものをちかくかんじさせる。)
遠くにあるものを近く感じさせる。
など
(3、てきとのかんかくやぶきのまあいをただしくはんだんできなくさせ、)
3、敵との間隔や武器の間合いを正しく判断できなくさせ、
(こうげきやかいひのたいみんぐをくるわせる。)
攻撃や回避のタイミングを狂わせる。
(4、むらがじっさいにいどうしなくても、てきにはきゅうせっきんしたようにかんじさせたり、)
4、夢羅が実際に移動しなくても、敵には急接近したように感じさせたり、
(とおくへはなれたようにかんじさせたりできる。)
遠くへ離れたように感じさせたりできる。
(5、こうきゅうをふくすうてんかいし、それぞれにことなるきょりのさっかくをはっせいさせる。)
5、光球を複数展開し、それぞれに異なる距離の錯覚を発生させる。
(こうきゅうがふえるほど、どのいちをきじゅんにきょりをはかればよいのかわかりにくくなる。)
光球が増えるほど、どの位置を基準に距離を測ればよいのか分かりにくくなる。
(6、こうきゅうのしゅういにむらのりんかくをぼんやりとうかびあがらせ、)
6、光球の周囲に夢羅の輪郭をぼんやりと浮かび上がらせ、
(じっさいのいちとはことなるばしょにたっているようにみせる。)
実際の位置とは異なる場所に立っているように見せる。
(7、こうきゅうからでるひかりをゆがませ、ゆかやかべのりんかくをまがっているようにさっかくさせる。)
7、光球から出る光を歪ませ、床や壁の輪郭を曲がっているように錯覚させる。
(たいらなゆかがしゃめんにみえたり、ひろいくうかんがせまくみえたりする。)
平らな床が斜面に見えたり、広い空間が狭く見えたりする。
(8、てきがこうげきをあてれるとおもったしゅんかんにきょりのにんしきをくるわせ、ねらいをはずさせる。)
8、敵が攻撃を当てれると思った瞬間に距離の認識を狂わせ、狙いを外させる。
(9、ふくすうのこうきゅうをことなるほうこうへはいちし、)
9、複数の光球を異なる方向へ配置し、
(みるいちによってけしきのえんきんかんがへんかするくうかんをつくりだす。)
見る位置によって景色の遠近感が変化する空間を作り出す。
(10、こうきゅうのはいちによってしせんをとくていのほうこうへゆうどうする。)
10、光球の配置によって視線を特定の方向へ誘導する。
(てきがひかりをおうほど、むらほんにんのいちをみうしないやすくなる。)
敵が光を追うほど、夢羅本人の位置を見失いやすくなる。
(11、こうきゅうがきえたあとも、しばらくあわいひかりのざんぞうがくうちゅうにのこる。)
11、光球が消えたあとも、しばらく淡い光の残像が空中に残る。
(てきはそのざんぞうをほんもののこうきゅうとごにんし、きょりかんのみだれからぬけだしにくくなる。)
敵はその残像を本物の光球と誤認し、距離感の乱れから抜け出しにくくなる。
(12、むえい・きょうかのげんえいにえんきんさっかくをかさねることで、)
12、夢映・鏡花の幻影に遠近錯覚を重ねることで、
(ほんものとのきょりをはんべつしにくくし、ゆめじ・めいきゅうとくみあわせれば、)
本物との距離を判別しにくくし、夢路・迷宮と組み合わせれば、
(みちのながさやぶんきのいちまであいまいにできる。)
道の長さや分岐の位置まで曖昧にできる。
(13、げっけいせん・むはくをゆっくりふるとこうきゅうがひとつずつしゅつげんし、)
13、月影扇・夢白をゆっくり振ると光球が一つずつ出現し、
(おおきくふるとふくすうのこうきゅうがいっせいにてんかいする。)
大きく振ると複数の光球が一斉に展開する。
(はつどうえんしゅつ:むらはかたてにもったげっけいせん・むはくをしずかにひらき、)
発動演出:夢羅は片手に持った月影扇・夢白を静かに開き、
(もうかたほうのてをむねのまえへもちあげる。)
もう片方の手を胸の前へ持ち上げる。
(せんめんにえがかれたつきのもようがせいはくしょくにかがやき、ぎんいろのひかりがゆびさきへあつまっていく)
扇面に描かれた月の模様が青白色に輝き、銀色の光が指先へ集まっていく。
(やがてゆびさきから、ちいさなこうきゅうがひとつうかびあがる。)
やがて指先から、小さな光球が一つ浮かび上がる。
(こうきゅうはゆっくりとちゅうをただよい、むらのしゅういをいっしゅうする。)
光球はゆっくりと宙を漂い、夢羅の周囲を一周する。
(ちりん...。どこからともなく、すずのおとがひびく。)
チリン...。どこからともなく、鈴の音が響く。
(そのちょくご、こうきゅうがあわいひかりをはなつ。)
その直後、光球が淡い光を放つ。
(てきのめのまえにあるゆかのもようが、ゆっくりととおざかってみえる。)
敵の目の前にある床の模様が、ゆっくりと遠ざかって見える。
(むらのすがたも、まるできりのむこうへしりぞいていくようにちいさくなる。)
夢羅の姿も、まるで霧の向こうへ退いていくように小さくなる。
(しかし、むらほんにんはいっぽもうごいていない。)
しかし、夢羅本人は一歩も動いていない。
(かのじょがおうぎをかるくひねると、ふたつめ、みっつめのこうきゅうがつぎつぎとあらわれ、)
彼女が扇を軽くひねると、二つ目、三つ目の光球が次々と現れ、
(しゅういをとりかこむようにはいちされていく。)
周囲を取り囲むように配置されていく。
(それぞれのこうきゅうがことなるほうこうへひかりをはなちくうかんのりんかくがすいめんのようにゆがみはじめる。)
それぞれの光球が異なる方向へ光を放ち空間の輪郭が水面のように歪み始める。
(むらはてきをみつめ、わずかにくびをかたむける。)
夢羅は敵を見つめ、わずかに首を傾ける。
(「げんげつ・おぼろび。」)
「幻月・朧灯。」
(そのしゅんかん、すべてのこうきゅうがいっせいにかがやく。)
その瞬間、すべての光球が一斉に輝く。
(てきがむらまでのきょりをはかろうとしたときにはすでにそのかんかくはくるいはじめている。)
敵が夢羅までの距離を測ろうとしたときにはすでにその感覚は狂い始めている。
(みため:はつどうちゅうのくうかんは、あおじろいげっこうとうすむらさきいろのきりにつつまれた、)
見た目:発動中の空間は、青白い月光と薄紫色の霧に包まれた、
(りんかくのあいまいなせかいへとへんかする。)
輪郭の曖昧な世界へと変化する。
(こうきゅうはちょっけいじゅうすうせんちほどのおおきさで、)
光球は直径十数センチほどの大きさで、
(ちゅうしんにちいさなみかげつのもんようがうかんでいる。)
中心に小さな三日月の紋様が浮かんでいる。
(そとがわにはうすいぎんのわがいくえにもかさなり、そのしゅういをこまかなひかりのりゅうしがかいてんする。)
外側には薄い銀の輪が幾重にも重なり、その周囲を細かな光の粒子が回転する。
(ちゅうしんぶはにゅうはくしょく、がいえんはあわいみずいろからうすむらさきいろへとうつりかわり、)
中心部は乳白色、外縁は淡い水色から薄紫色へと移り変わり、
(みるかくどによってしきさいがわずかにへんかする。)
見る角度によって色彩がわずかに変化する。
(こうきゅうのしゅういには、ほそいげっこうのおがただよい、)
光球の周囲には、細い月光の尾が漂い、
(まるでよぞらにうかぶちいさなわくせいのようにみえる。)
まるで夜空に浮かぶ小さな惑星のように見える。
(ゆかやかべのりんかくが、すいめんのはんしゃのようにゆらぐ。)
床や壁の輪郭が、水面の反射のように揺らぐ。
(とおくにあるはしらやたてものが、ふしぜんにおおきくみえたりちいさくみえたりする。)
遠くにある柱や建物が、不自然に大きく見えたり小さく見えたりする。
(むらのすがたが、いちをかえていないのにとおざかったりちかづいたりしてみえる。)
夢羅の姿が、位置を変えていないのに遠ざかったり近づいたりして見える。
(こうきゅうのしゅういには、ぎんいろのはなびらのようなひかりがゆっくりとただよう。)
光球の周囲には、銀色の花びらのような光がゆっくりと漂う。
(くうちゅうにはきょだいなつきのりんかくがうすくうかび、こうきゅうのはいちにあわせてかたちをかえる。)
空中には巨大な月の輪郭が薄く浮かび、光球の配置に合わせて形を変える。
(むらのひとみにはちいさなみかげつがうつりこみ、)
夢羅の瞳には小さな三日月が映り込み、
(いのうのはつどうがつよまるほどあわいきんいろにかがやく。)
異能の発動が強まるほど淡い金色に輝く。
(とくにふくすうのこうきゅうをてんかいしたじょうたいでは、こうきゅうどうしをつなぐひかりのせんがあらわれる。)
特に複数の光球を展開した状態では、光球同士をつなぐ光の線が現れる。
(そのせんはいっけんするとせいざのようだが、)
その線は一見すると星座のようだが、
(よくみるとくうかんをくぎるみえないきょうかいをえがいている。)
よく見ると空間を区切る見えない境界を描いている。
(うつくしいつきよにみえるのに、どこまでがちかく、どこからがとおいのかわからない。)
美しい月夜に見えるのに、どこまでが近く、どこからが遠いのか分からない。
(それがげんげつ・おぼろびのいようなこうけい。)
それが幻月・朧灯の異様な光景。
(ゆらい:げんげつは、じっさいのつきとはことなる、まぼろしのようにみえるつきをいみすることば。)
由来:幻月は、実際の月とは異なる、幻のように見える月を意味する言葉。
(ほんもののつきがそらにひとつしかなくても、むらのけっきじゅつによって、)
本物の月が空に一つしかなくても、夢羅の血鬼術によって、
(ふくすうのつきのようなこうきゅうがくうかんにうかびあがる。)
複数の月のような光球が空間に浮かび上がる。
(それらはひかりをはなつだけでなく、みるもののきょりかんまでくるわせる。)
それらは光を放つだけでなく、見る者の距離感まで狂わせる。
(つまりげんげつには、ほんもののつきをもしたまぼろしと、)
つまり幻月には、本物の月を模した幻と、
(げんじつとはことなるくうかんにんしきというふたつのいみがこめられている。)
現実とは異なる空間認識という二つの意味が込められている。
(おぼろは、かすみがかかったようにぼんやりとして、りんかくがはっきりしないようす。)
朧は、霞がかかったようにぼんやりとして、輪郭がはっきりしない様子。
(びは、くらやみをてらすひかりをいみする。)
灯は、暗闇を照らす光を意味する。
(おぼろびは、このふたつをくみあわせたむらどくじのよびな。)
朧灯は、この二つを組み合わせた夢羅独自の呼び名。
(くらいばしょをてらしてくれるはずのひかりなのに、)
暗い場所を照らしてくれるはずの光なのに、
(そのひかりによってきょりやいちがわからなくなる。)
その光によって距離や位置が分からなくなる。
(みちをてらすひかりでありながら、ただしいみちをみうしなわせるひかり。)
道を照らす光でありながら、正しい道を見失わせる光。
(そのむじゅんこそがおぼろびというなまえのほんしつ。)
その矛盾こそが朧灯という名前の本質。
(むらとのせんとうでは、てきがどれほどせいかくなぎじゅつをもっていても、)
夢羅との戦闘では、敵がどれほど正確な技術を持っていても、
(そのぎじゅつをはっきするためにひつようなきょりのはんだんそのものがくるわされてしまう。)
その技術を発揮するために必要な距離の判断そのものが狂わされてしまう。
(けんのまあいも、かいひのきょりも、もくそくも、すべてがたよりにならない。)
剣の間合いも、回避の距離も、目測も、すべてが頼りにならない。
(むらはそのこんらんをりようし、ゆうがにおうぎをふりながら、)
夢羅はその混乱を利用し、優雅に扇を振りながら、
(てきのこうげきがとどかないいちからかくじつにはんげきのきかいをねらう。)
敵の攻撃が届かない位置から確実に反撃の機会を狙う。