苦しむ世界で苦しみなく

(せかいはよくによってくるしんでいることをかんさつして、)

世界は欲によって苦しんでいることを観察して、

(わたしはよくをひかえることにしょうじんします。)

私は欲を控えることに精進します。

(せかいはいかりによってくるしんでいることをかんさつして、)

世界は怒りによって苦しんでいることを観察して、

(いかりのないこころでいきるようにしょうじんします。)

怒りのないこころで生きるように精進します。

(せかいはしっとによってくるしんでいることをかんさつして、)

世界は嫉妬によって苦しんでいることを観察して、

(しっとのないこころでいきるようにしょうじんします。)

嫉妬のないこころで生きるように精進します。

(せかいはうらみによってくるしんでいることをかんさつして、)

世界は恨みによって苦しんでいることを観察して、

(うらみのないこころでいきるようにしょうじんします。)

恨みのないこころで生きるように精進します。

(せかいはものおしみによってくるしんでいることをかんさつして、)

世界は物惜しみによって苦しんでいることを観察して、

(ものおしみのないこころでいきるようにしょうじんします。)

物惜しみのないこころで生きるように精進します。

(せかいはじがをはるからくるしんでいることをかんさつして、)

世界は自我を張るから苦しんでいることを観察して、

(じがをはらないこころでいきるようにしょうじんします。)

自我を張らないこころで生きるように精進します。

(せかいはみえをはるからくるしんでいることをかんさつして、)

世界は見栄を張るから苦しんでいることを観察して、

(みえをはらないこころでいきるようにしょうじんします。)

見栄を張らないこころで生きるように精進します。

(せかいはいっさいのげんしょうはむじょうであるときづかないのでくるしんでいることをかんさつして、)

世界は一切の現象は無常であると気づかないので苦しんでいることを観察して、

(いっさいのげんしょうはむじょうであるとみとめていきるようにしょうじんします。)

一切の現象は無常であると認めて生きるように精進します。

(せかいはいっさいのげんしょうはくであるときづかないのでくるしんでいることをかんさつして、)

世界は一切の現象は苦であると気づかないので苦しんでいることを観察して、

(いっさいのげんしょうはくであるとみとめていきるようにしょうじんします。)

一切の現象は苦であると認めて生きるように精進します。

(せかいはいっさいのげんしょうはむがであるときづかないのでくるしんでいることをかんさつして、)

世界は一切の現象は無我であると気づかないので苦しんでいることを観察して、

(いっさいのげんしょうはむがであるとみとめていきるようにしょうじんします。)

一切の現象は無我であると認めて生きるように精進します。