少年の心　浜田省吾

(こいするにはあまりにみぢかでともだちのように)

恋するにはあまりに身近で　友達のように

(わいんとふざけたじょーくくるまにつんで)

ワインとふざけたジョーク　車に積んで

(はんどるをきみにあずけてしゅうまつのまちあとにして)

ハンドルを君に預けて　週末の街　後にして

(がくせいだったころのままうみへと)

学生だった頃のまま　海へと

(きみはきみのなくしたあいのいたでを)

君は君の失くした愛の痛手を

(ぼくはぼくのこわれたひびのくらしを)

僕は僕の壊れた日々の暮らしを

(むねにだいてうちよせるなみのおとみみをすませて)

胸に抱いて打ち寄せる波の音　耳を澄ませて

(しーとにみをしずめてよりそいねむった)

シートに身を沈めて寄り添い眠った

(たおれたわいんぼとるにあさひがはじけとんでる)

倒れたワインボトルに朝日が弾け跳んでる

(まだしずかなねいきたてねむってるきみの)

まだ静かな寝息立て眠ってる君の

(やわらかなそのひょうじょうをみてたらむねのあたりが)

柔らかなその表情を見てたら胸のあたりが

(きしんだおとをたてたよかすかに)

軋んだ音を立てたよ　微かに

(このままそっとなにもいわずにそばにいるから)

このままそっと何も言わず傍にいるから

(このままずっとふれないままでそばにいるから)

このままずっと触れないままで傍にいるから

(きみはぼくになつかしいせつなさを)

君は僕に懐かしい切なさを

(おもいださせるうしないかけていたしょうねんのこころを)

思い出させる失いかけていた少年の心を

(だきよせたくてだきしめたくて)

抱き寄せたくて　抱きしめたくて

(でもこのままでいいのさふたりは)

でもこのままでいいのさ二人は

(きみへのあいかわらないえいえんに)

君への愛変わらない永遠に

(ｙｏｕ　ａｒｅ　ｔｈｅ　ｂｅｓｔ　ｆｒｉｅｎｄ　ｍｙ　ｌｉｆｅ)

You are the best friend my life

(このままそっとなにもいわずそばにいるから)

このままそっと何も言わず傍にいるから

(このままずっとふれないままでそばにいるから)

このままずっと触れないままで傍にいるから