Dream in

(またねっててをふったきみのよこがおは)

またねって手を振った君の横顔は

(すうねんまえとかわらないかわったのはもんげんくらいだね)

数年前と変わらない　変わったのは門限くらいだね

(あのときのやくそくほんとうはせいいっぱいのせのび)

あのときの約束本当は精一杯の背伸び

(「いつまでやらなきゃいけないの？」)

「いつまでやらなきゃいけないの？」

(たぶんこれからもなんかいだってまちがうけど)

多分これからも何回だって間違うけど

(とうしんだいのぼくのげんざいち)

等身大の僕の現在地

(かなえたゆめとかなえたいゆめでおおきくなったぼくのにもつ)

叶えた夢と叶えたい夢で大きくなった僕の荷物

(はじまりのてがみはぽけっとに)

始まりの手紙はポケットに

(「きみをしあわせに」それはいまでも)

「君を幸せに」それは今でも

(かわらないさいぜんれつのぼくのゆめ)

変わらない最前列の僕の夢

(にぎわうまちにきしみだしたがらすだまも)

賑わう街にきしみだしたガラス玉も

(きみのえがおでじんわりほうせきよりかがやく)

君の笑顔でじんわり宝石より輝く

(「ずっといっしょにいられんのかな？」って)

「ずっと一緒にいられんのかな？」って

(そんなかいわにきみはあいまいにわらうけど)

そんな会話に君はあいまいに笑うけど

(しょうこりもなくおもう)

性懲りもなく思う

(きっとこのまほうはとけない)

きっとこの魔法は解けない

(とうしんだいのぼくのげんざいち)

等身大の僕の現在地

(あたえたものとあたえられたもので)

与えたものと与えられたもので

(ちいさくなったぼくのにもつ)

小さくなった僕の荷物

(「ぼくらならいけるどこへでも」)

「僕らならいけるどこへでも」

(せいいっぱいせのびのことばだけどこのうたもぽけっとにしまうよ)

精一杯背伸びの言葉だけどこの歌もポケットにしまうよ

(とけいのはりがわかれのすうじにちかづいて)

時計の針が別れの数字に近づいて

(ばしゃにのるせなかしまるどあ)

馬車に乗る背中閉まるドア

(さいごのいちびょうまで)

最後の一秒まで

(よぞらをこえてあいにいくよきみでできたぼくだけのまほうで)

夜空を超えて会いに行くよ　君でできた僕だけの魔法で

(ひともじだけかきかえるはじまりのてがみのやくそく)

一文字だけ書き換える　始まりの手紙の約束

(「きみとしあわせに」なんてゆめをおなじきもちならいいな)

「君と幸せに」なんて夢を　同じ気持ちならいいな

(せいいっぱいせのびしてこのうたが)

精一杯背伸びしてこの歌が

(じゅうねんごのぼくたちにとどきますように)

十年後の僕たちに届きますように