ありがとう

(ひとりでつよくいきようとおもったのはいつだっけ)

一人で強く生きようと 思ったのはいつだっけ

(まわりをたよるのをやめたそれはいつからだっけ)

まわりを頼るのをやめた それはいつからだっけ

(けっきょくひとをしんじるとわたしがくるしくなるんだと)

結局人を信じると私が苦しくなるんだと

(さとったようにひとをあきらめたのはいつからだっけ)

悟ったように人を諦めたのは いつからだっけ

(あなたのことばがやさしすぎて)

あなたの言葉が優しすぎて

(ひさしぶりにひとまえでないた)

久しぶりに人前で泣いた

(こころにふみこんでこられても)

心に踏み込んでこられても

(いまさらあまえかたなんておもいだせないよ)

今更 甘え方なんて思い出せないよ

(わかってくれなくていい)

わかってくれなくていい

(しんじてくれなくていい)

信じてくれなくていい

(わたしのことをかんがえてこころをいためなくていい)

私のことを考えて心を痛めなくていい

(まもってくれなくていい)

守ってくれなくていい

(ささえてくれなくていい)

支えてくれなくていい

(わたしのこころによりそってあなたがなかなくていい)

私の心に寄り添ってあなたが泣かなくていい

(ひとりでがんばるしかないとおもったのはいつだっけ)

一人で頑張るしかないと 思ったのはいつだっけ

(まわりにしんぱいをかけないときめたのはいつだっけ)

まわりに心配をかけないと決めたのはいつだっけ

(けっきょくひとによりかかるとひとをくるしめてしまうんだと)

結局人に寄りかかると 人を苦しめてしまうんだと

(さとったようにかなしくなったのはいつのことだっけ)

悟ったように悲しくなったのはいつのことだっけ

(あなたのことばがあたたかすぎて)

あなたの言葉が温かすぎて

(ひさしぶりにおもいっきりないた)

久しぶりに思いっきり泣いた

(こころにふみこんでこられても)

心に踏み込んでこられても

(いまさらこのくせはかんたんになおらないよ)

今更 この癖は簡単に直らないよ

(ほんとはほんとはほんとのほんとは)

ほんとは ほんとは ほんとの ほんとは

(すこしだけすこしだけうれしかった)

少しだけ 少しだけ 嬉しかった

(うまくいえなくてごめん)

うまく言えなくてごめん

(ないちゃってごめん)

泣いちゃってごめん

(すなおにありがとうっていえなくてごめん)

素直にありがとうって言えなくてごめん

(わかってくれなくていい)

わかってくれなくていい

(しんじてくれなくていい)

信じてくれなくていい

(わたしのことをかんがえてこころをいためなくていい)

私のことを考えて心を痛めなくていい

(まもってくれなくていい)

守ってくれなくていい

(ささえてくれなくていい)

支えてくれなくていい

(わたしのこころによりそってあなたがなかなくていい)

私の心に寄り添ってあなたが泣かなくていい

(ほんとはほんとはほんとのほんとは)

ほんとは ほんとは ほんとの ほんとは

(すこしだけすこしだけうれしかった)

少しだけ 少しだけ 嬉しかった